七海のクリスマスローズBlog

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クレマチスの早期発芽~発根がピーク

クリスマスローズでは重たい話題の最中に、クレマの投稿ですみません。
何か大きな事件が起きるのか?
そんなことありません。皆さんに心配をおかけして申し訳ありません(^^;)
クリスマスローズは未だ蕾ですが、異常な我が家ではクレマが伸び盛りで
3日もすると記事が古くなってしまうのです。

現在クレマチスの発根がピークを迎えています。
交配を始めた初年度だけ普通蒔きしたのですが、
その翌年から全部の種を早期発芽試験に仕掛けてしまっているので
通常に比べて早期発芽処理の効果がどれほどあるのか?
実は…実感できていません(^^;)でもこれ、きっと早く発根してるよね。

クレマの発根は急に来ます。ただいま20℃で加温中です。
以下はみな2011年春の交配の種です。
これはマズリー x 美佐世
美佐世にはプレジデントの血が流れているので青ピコになることを期待。
なるべく片親にはダブルを使用して将来の花形のバリエーション増に努めます。
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完全にもやしのように伸びてしまいました。もっと早く植え替えるべきでした。
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既に縦に植え付けるのが困難なので…、
もういいや(^^;)横置きで植え付け。(数の少ないものだけ縦植えしてます)
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全部が発根しているのかというと、ありますね~未発根。
クリスマスローズの早期発芽同様にロスはあるようです。
この後、発根するのか様子も見ましょう。
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↓こちらは大本命のベルオブウオーキング x ビルドリオン
将来、高コントラスト赤ピコ八重作出を目指す交配の一つ。
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たくさん発芽してくれました。
どんな花が?どんなバリエーションで?何の遺伝子が優勢で?まだまだ先が長い。
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**********
あっ! ここまで蒔いたところで後戻りします。
種の採種時期で発根タイミングに優劣が出たか???確認します。
本来同じ交配で採種日の差を見たいのですが良いサンプルがなくて
歯切れの悪い考察ですが…

↓これはベルオブウオーキング系の種。みな8月初旬の採種です。
左から発根が良い順です。
最も良いのはベルオブウオーキング x ウエスタプラッテ
未発根なのはベルオブウオーキング x フォンドメモリーズ
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↓これはマズリー系の種。みな9月初旬の採種です。
左から発根が良い順です。
最も良いのはマズリー x 美佐世
やや発根なのはマズリー x ベルオブウオーキング
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↓これは美佐世系の種。みな8月の採種です。
左から発根が良い順です。
最も良いのは 美佐世セルフ
やや発根なのは美佐世 x ウエスタプラッテ
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8月採種も9月採種も良好に発根と、まだ未発根に分かれました。
どちらかというと父親で違うようにも見える。
上から5枚目の画像ベルオブウオーキング x ビルドリオンは10月採種。
このことから
採種時期が8月でも10月でも大きく差がないように思えます。
クレマの発根は急に来るので現状未発根の種がこの先どうなるか
見届けたいと思います。
とりあえずは現在の温度処理の方法で良しとしましょう。
今後も最適化を模索してゆきます。

父親で発根が異なるとの見方をすると。
んんんーなんとなく美佐世がらみの交配が早そうに感じるのですが
比較サンプルが不十分です。
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急に伸びてしまう根の困るところは植え付けです。
2、3cmも伸びてしまうと用土に刺すような植え付けもできず、
垂直に植えるのは困難になってしまいます。
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てっとり早くは根を横にして植え付けですが、
ひ弱なクレマチスの発芽シーンを見てきた私にとっては
弊害が出るのではないかと心配です。
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という事でどんな差が出るのか試験をすることにしました。
同じ種を縦植えと横植えで比較してみます。
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用土に刺すにはやはり1cmぐらいの根の長さの時が簡単でした。
でも、1cmに揃えて発根させるのは無理だろう(笑)
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とりあえず24ポットに巻きました。
1ポットあたり10本以上が植えてあるので将来が怖い(^^;)
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前回の蕾っぽいものは、みんな蕾になってくれました。
クレマは長日処理すると発芽から1年で開花できる場合があることが解りました。

そして新たな蕾候補を3個発見。
ちょっと写真では解りにくいと思いますが、成長時の節間が急に変わるので
コツをつかむと判別可能です。
2010年12月30日に発根していたフォンドメモリーズ x キリテカナワ交配の蕾。
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↓こちらはフォンドメモリーズ x 美佐世交配の蕾
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↓こちらはフォンドメモリーズ x ダニエルディロンダ
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振り返るとここまでの全6蕾はみんな母親がフォンドメモリーズである。
確かに2010年の交配もフォンドメモリーズを多用しているので、たまたまか?
それともフォンドメモリーズにはそんな性質があるのか?

この記事は2日前から書き始めたのですが、今夜チェックすると更に新しい蕾候補を発見。
ちょっとだけではなく沢山の新蕾候補が見られます。
室内栽培ではひ弱で花形も花色も本来の姿を引き出せないだろうけど
それでも嬉しいです。

未知なる部分に挑戦するのはとても楽しい。
クリスマスローズの栽培技術を全力でクレマチスにフィードバックさせます。
なぜ、クレマチスの育種試験の内容を公開するのか?
それは花を創り出す喜びと感動を皆さんの手で体験してほしいからです。
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by nanami7kuri | 2012-01-23 23:34 | クレマチスの交配 | Comments(0)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


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