七海のクリスマスローズBlog

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麻溝公園のクレマチスフェア       

日曜日は麻溝公園にクレマチスを見に行ってきました!
実はここに来るのは今シーズン4回目(^^;)なのです。
バカですね~
クレマチスの実物を自然光の元で見たいのです。
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会場がオープンする前に、まずは公園を一周します。
公園の周囲のフェンスにはクレマチスがたくさん植わっているのです。
気になった花を少しピックアップしますね!

この花はラモナ
中心の筋がやや濃くなる
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今更ですがドクターラッペルはやはり素敵だ。
コントラストはパミナにかなわないが、
日本人好みのグラデーション感覚では今でも最高クラスの花です。そして強い。
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この赤い花はボルゾー。  画像ではこの花色の深みは伝わりません。
ニオベはどちらかと言えば単色ですが、
ボルゾーはダークワインとワインレッドが混在する。
花弁の付け根は青紫になります。来期の入手候補にしようと思う。
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この花はデュランディ
今まで意識したことがありませんでしたがビビッと来ました!
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渋くカッコいい、花色をなんて表現しよう?
ブルーグレーパールのフラット色。
車の色的に表現すると
グレーイッシュブルーマイカかな(笑)
意外に大きい。
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花粉は出るのか? 
ちょっと苦労しそうな雄しべをしています。花糸も輝いています!
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下の画像は「はやて」。
この花の魅力もまた画像では伝わらない。
鮮明な深い紫。これでは意味が伝わらないか(笑)
とても目を引く。  実物を見ないと伝わらない。
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展示室では相模原クレマチスの会さんの鉢花の展示が行われています。
いつも勉強させていただいております。
大勢の方が見学に訪れていました。
個性のある、気になった花を写真におさめてきました!
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今年は暖かすぎてパテンス系はほとんど開花が終わってしまったそうで
開花株を集めるのに苦労されていました。

この花は、むさし。
スポットでライトブルー
現在、私の交配のベクトルにはない花色。
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インテ系のこの花はプチフォーコン
この花は正面が輝いている。花糸が艶紫で、葯が黄色。このコントラストが個性的だ。
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この花は静香。
淡い青ピコティに、ライトブルーのスポット。
涼しげな花です。まさか香りがあるのか?
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この絞りの花はパープルシャドウ。
絞りが全面に展開します、もう少しコントラストが欲しい。
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こちらは淡墨。
開花につれ退色が進むようだ。
そこがまた淡墨の良さなのです。
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この花は私にとって刺激的な花です。サムライ。
中央に白のフラッシュが走る。強烈な個性を有する。
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しかし、この個性は好みが分かれそうだ。
フラッシュが出すぎると、こんな感じ・・・
珍しいと、美しいは異なる場合がある。
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フラッシュが出ない場合もある。
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今回、相模原クレマチスの会さんの展示テーマは
「昭和のクレマチス」です。
古い花にはあまり魅力を感じられないのでは・・・と、思っていた私がバカでした(^^;)
ごめんなさい(^^;)
古き良きものを再認識させられました。
これはバラの世界と似ている。

蛍光灯の光での撮影なので画像では花色の再現は出来ていません。
この花は江戸紫。
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濃い! 花弁も丸弁だ。
1952年に日本人の荒井さんが作出されています。
何てことだ・・・
私が生まれるずっと前にすでに完成されている。


こちらは白王冠
濃紫の剣弁に、大きな黄色のシベを有する。このコントラストが個性的。
この花も1957年以前に日本人の久保田さんが作出されています。
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驚くべきことに、今季 湘南クレマチスさんのオープン農場で
花付と仕立ての柔軟性に驚かされた、あの「さのの紫」も
同年代に荒井さんが作出された花でした。

もっと、もっと驚いたのはこの花。
藤娘。
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青い花弁に、黄緑のシベがとてもチャーミングです。
この花も、
1952年に日本人の荒井さんが作出されています。
げげげっ 何てことだ・・・
私が生まれるずっと前にすでに完成されている。
しかも超美しい。私にとってこの花のハードルはとても高く感じる。
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今回、湘南さんの販売コーナーで
大株の開花株を発見し、迷うことなくカゴに入れました(笑)
藤娘の開花株はこれ1本だけだったので、訪れる多くの方が写真を撮られていました。
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新しければ良いわけではない。
古き良き花には愛され続ける理由があるはずだ。
今回の展示テーマは私にとって意外な発見をくれました。
クレマチスの実物を見ることに時間は惜しみません・・・でも、
クリスマスローズの採種と重なるこの時期は寝不足です。
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by nanami7kuri | 2013-05-14 00:26 | クレマチスの交配 | Comments(2)
Commented by ぶんちゃん at 2013-05-15 00:46 x
大地さん、こんばんは。
展示会にご来場ありがとうございました。公園にも度々いらしているのですね…

 「静香」香りはないですね。初めて見た年はスケートの荒川静香さんがオリンピックで優勝した後でしたが、関係はなさそう。
 パープル・シャドウは2年位でどんどん絞りがはっきりしなくなっています。元の地色も色がさめやすいので余計きれいでなくなるんですね。 

 「サムライ(霧が峰の枝変わり)」のフラッシュの無くなっている1花は、今年出た新枝から咲いた花です。大地さん気付くなんてさすがですね!
 このままにしておくと全部「霧が峰」に戻ってしまうので、持ち主はその枝を下から切り落とすそうです。挿し木すれば「霧が峰」ができる、と儲かった気分で喜んでいました。

 「昭和の品種」にご感想をいただき、企画した者としてうれしい限りです。
 あの「江戸紫」はすごかった。樹勢が弱く私など貧弱な株に咲いても1つ2つですが、ベテラン会員の作品は売り物とは違った良さの十分出た江戸紫でした。

 では、またの機会を楽しみにしております。

Commented by 大地 at 2013-05-15 22:58 x
ぶんちゃんさん、こんばんは!
ううー恐縮です(^^;)こちらこそコメントありがとうございます。
例年はフェアの日だけお邪魔させていただいていたのですが
パテンスの実物が見たくて、素敵で、何度も通ってしまいました(笑)
画像や本では伝わらないところが沢山あるので実物を見て
交配イメージや目標を教わっています(^^;)
ぶんちゃんさん、とてもお詳しい!
ありがとうございます。
今季、絞りの可能性を調べようと思っているので
シャドウとサムライが気になって気になって・・・
昭和の品種の企画ありがとうございました。たくさん刺激をいただきましたよ。
またいろいろとお邪魔させてください(^^)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


by 大地
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