オーストリッチのリサイクル①
リュウズが取れてしまった故障で
修理に出していた腕時計がようやく帰ってきました!
ツエッペリンのZeppelin号誕生100周年記念モデル7680:右側
値段の割にはアンティークなムードが良くデザインされています。
いぶし銀色のダイヤルに、用途不明の小さなインデックスがいい感じ。
悩んだくせに・・・モデル7640と結局は両方買ってしまったおバカさんな私(^^;)
しかし問題発生。
インデックスが消えている(-_-;)かなり消えている。
中古だからしょうがないかぁ?我慢できるか?
そんなに高くない現行モデルなのにボロボロ。
うーん、我慢ならん!
返品しました。
なので新品を購入しました♪
ケースサイズも42mmで大き過ぎず、小さ過ぎず。
難を言えば自動巻きにして欲しかった、ラグももう少し細くてもいいかと・・・
でも総じて大人らしい良いデザインしています。
現行モデルですがアンティークなデザインが魅力です。
さて、
前回に浅草橋の革屋さんへ行ったとき、オーストリッチが空振りで
良い材料を入手できませんでした。
その経験から中古のバッグを買ってくる技を覚えました(笑)
だいぶボロボロですが西ドイツ製のバッグ。
こいつをリサイクルして腕時計のベルトに仕立て直してゆきましょう。
楽しみです。
分解して素材に戻します。
何枚も何枚も布が貼り合わさって構成されていました。
意外と分解に苦労しました。
これだけあれば腕時計のベルトなら12本ぐらい作れそうです。
革屋さんで端切れを買うよりお買い得です。
オーストリッチは精密な加工をするには柔らかすぎる。
加工しやすくするために薄く固くする下地処理が大事。
トコフィニッシュで固めます。
上段が薄化処理革。下段が元の革。
今回は4枚合わせ。
22mmから18mmまで幅を絞り込むグラマラスなデザインにしてみます。
ステッチも太めで行こう。
肌に触れる裏面は、質感重視の豚の床面を使ってみます。
20mmタイプは簡易構造の2枚合わせ。
既製品と違う味を出したいので、ちょっと大胆にしてゆこう。
それでいてワイシャツにも似合うように。
by nanami7kuri
| 2017-08-07 23:08
| 自作の時計ベルト
|
Comments(0)