オーストリッチのリサイクル④(最終回)
足の肉離れはそこそこ良くなってきました。
ゆっくりなら普通に歩ける。
でも庭の草むしりでウンコ座りをしようとしたら・・・まだダメでした(笑)
オーストリッチのカバンをリサイクルして、時計のベルトを手作りしています。
その④回目(最終回たぶん)
夏休み4本目の製作に突入しています。
自作の累計19本目です(バカです)ふたたび18mm幅用のベルトに挑みます(^^)v
今回はクイルマーク(毛穴)を意識して、最優先にデザインします。
昨今のオーストリッチ自作ベルトの経験を踏まえ、下地処理から8つの工夫を織り込みます。
①水に浸して革を伸ばし、クセを除去します。
②オーストリッチは柔らかいので厚手のままだと後々変形しやすいです、なので
なるべく薄くしてトコフィニッシュで強化します。
③高級感と個性を演出するため、出来るだけ大きいいクイルマークを使いました。
クイルマークの裏は繊維が集中していてベルトのフラット化の妨げになるので
④クイルマークの裏毛はニッパーでカットします。
深く切り取りすぎると穴が開いてしまうので(^^;)
⑤ボンドGクリアーで簡易に塞いでおきます(革の接着時のボンド流出を防止できます)
尾錠側のクイルマークが大きいと、厚みによりDバックルに通せなくなってしまうので、
⑥時計側の見せたいクイルマーク以外は潰します。
トコフィニッシュを浸透させて潰すとこんな感じ。尾錠側を潰した。
⑦アンティーク時計用の18mm幅のベルトは、仕上がり厚を薄くしないとDバックルに通らない。
よって2枚合わせで仕上げます。裏地を包むように表皮を折り返して接着する。
切り出したらこんな感じ。
今回は12時側のベルトも、6時側のベルトも
クイルマークをアピールするデザイン。
ステッチは悩んで悩んで・・・
けっきょくベージュではなくブラウンにしました。
糸はロウ引きビニモ5番のブラウン。
この後、1ヶ月ぐらいでロウが抜けてやや明るくなる予定です。
手縫いなのでステッチを縫い込むのに4時間もかかります。
そして完成しました。
累計19本目の手作り時計ベルト。過去最高レベルの完成度です(親バカ)
とても手間をかけて作るので1本1本に愛着を感じられます。
遊環は前回同様にクロコダイルの脇の下の革を使います。
⑧遊環は、コバとウロコの谷が出来るだけ平行にならないようにカットしました。
時計に着けてみましょう!
タカノのシャトーに着けてみました。
クイルマーク(毛穴)をめちゃめちゃアピールしました。飛び出しています。
あのカバンから時計ベルトに生まれ変わりました。いい感じです(親バカ)
18mmベルトは細いのでベルトの存在感は薄くなりがち・・・
思いっきり革の個性を出しても、ちょうど良いぐらいです。
ちょっと浮気して
セイコーのロードマチックに着けてみました。
Cラインのケースとのマッチングはどうだろう?
Cラインの特徴を強調するには今回のような普通のベルトデザインの方が目立つね~
この組み合わせも時計の個性が活かせていいのかも。
しかしこのケースは目立つね。
結局のところ、18mmサイズのベルトはこの時計との組み合わせで会社に行こう!
当分、時計とベルトの着せ替えは楽しめそうです。
最初に買ったグレーのオーストリッチのカバン・・・
次は、それで黒の時計ベルトを作りたいな!
私は手作りが大好きだ、
世界に一つだけのものを自分の手で作ることが生き甲斐です。
新しいものが完成しても長くは余韻に浸れない
常にその先を考える、次の目標を追いかける。
なんだか花の育種と似ているなぁ。
しかし、没頭しすぎる悪い癖がある(^^;)
すこしベルトの手作りはお休みしよう。
そろそろクレマチスの種の採種が忙しくなります。
ゆっくりなら普通に歩ける。
でも庭の草むしりでウンコ座りをしようとしたら・・・まだダメでした(笑)
オーストリッチのカバンをリサイクルして、時計のベルトを手作りしています。
その④回目(最終回たぶん)
夏休み4本目の製作に突入しています。
自作の累計19本目です(バカです)ふたたび18mm幅用のベルトに挑みます(^^)v
今回はクイルマーク(毛穴)を意識して、最優先にデザインします。
昨今のオーストリッチ自作ベルトの経験を踏まえ、下地処理から8つの工夫を織り込みます。
②オーストリッチは柔らかいので厚手のままだと後々変形しやすいです、なので
なるべく薄くしてトコフィニッシュで強化します。
③高級感と個性を演出するため、出来るだけ大きいいクイルマークを使いました。
クイルマークの裏は繊維が集中していてベルトのフラット化の妨げになるので
⑤ボンドGクリアーで簡易に塞いでおきます(革の接着時のボンド流出を防止できます)
⑥時計側の見せたいクイルマーク以外は潰します。
トコフィニッシュを浸透させて潰すとこんな感じ。尾錠側を潰した。
よって2枚合わせで仕上げます。裏地を包むように表皮を折り返して接着する。
切り出したらこんな感じ。
クイルマークをアピールするデザイン。
けっきょくベージュではなくブラウンにしました。
糸はロウ引きビニモ5番のブラウン。
この後、1ヶ月ぐらいでロウが抜けてやや明るくなる予定です。
そして完成しました。
累計19本目の手作り時計ベルト。過去最高レベルの完成度です(親バカ)
とても手間をかけて作るので1本1本に愛着を感じられます。
⑧遊環は、コバとウロコの谷が出来るだけ平行にならないようにカットしました。
タカノのシャトーに着けてみました。
クイルマーク(毛穴)をめちゃめちゃアピールしました。飛び出しています。
18mmベルトは細いのでベルトの存在感は薄くなりがち・・・
思いっきり革の個性を出しても、ちょうど良いぐらいです。
セイコーのロードマチックに着けてみました。
Cラインのケースとのマッチングはどうだろう?
この組み合わせも時計の個性が活かせていいのかも。
しかしこのケースは目立つね。
最初に買ったグレーのオーストリッチのカバン・・・
次は、それで黒の時計ベルトを作りたいな!
私は手作りが大好きだ、
世界に一つだけのものを自分の手で作ることが生き甲斐です。
新しいものが完成しても長くは余韻に浸れない
常にその先を考える、次の目標を追いかける。
なんだか花の育種と似ているなぁ。
しかし、没頭しすぎる悪い癖がある(^^;)
すこしベルトの手作りはお休みしよう。
そろそろクレマチスの種の採種が忙しくなります。
by nanami7kuri
| 2017-08-16 21:37
| 自作の時計ベルト
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