オーストリッチのブラック
ずーっと雨続きの8月でしたが、珍しくこの日は晴れました。
急な真夏日は体にキツイねぇ~
お客も、店主も、汗だくです。
でも骨董市が無事に開催出来てうれしいです、また時計を買ってきました。
お値段が手ごろだったので、ついつい買ってしまうのです。
今回の獲物はこの時計です。
旧ソ連の時計 ボストーク(BOCTOK)と言う時計です。
手巻きの17石。スクリューバック。時間の精度は良好。
高価な時計ではありませんが、社名のロゴが妙にレトロな字体でムードがいい。
風防はそこそこ綺麗でしたが、いつもの研磨で磨きます。
Cラインのケースデザインなので1970年代くらいの時計かな?
文字盤が適度に日焼けしていて、いい味を醸し出してくれています。
おやっ・・・
表示が異常です(笑)短針と長針の関係が30分ほどずれている(^^;)
うむむむ、ホッピングアワーの感覚で使うかぁ
もう1個
なかなか珍しい奴です。
なんと! ユニバーサルのレディース。手巻き。
時間の精度は良好。
ちょっとゴミはあるもののダイヤルの程度は良好。
風防の5時位置に深い傷があります(^^;)消せるかな??研磨しましょう。
水や塵が入らないように、セロテープと角栓パックでシーリング
耐水ペーパー#1200#1500で研磨して、なんとか傷が消えるところまで研磨できました。
この真っ白な状態はいつも不安です。
仕上げは歯磨き粉のホワイト&ホワイト(笑)
いい感じによみがえりました。
クレマチスの採種も休んでいられませんが・・・
ダメだぁ、ベルトを作らないなんて出来ません(^^;)
ファスナーが壊れているオーストリッチのバッグを分解しました。
このバッグをリサイクルして時計ベルトにします。
インナーを剥がすと、更にウレタンが貼り付けられており、
バッグは手が込んだ作りなんだなぁ~、と 毎回感心しています。
使えそうなパーツを切り出しました。
時計ベルト10本は作れそうです!
これからブラックのベルトを作ります。
さっそく、作業開始。
クイルマークを活かしたデザインにしたい。
今回は22mm幅、手抜きの2枚構造。
裏面は牛革を床面見せで使用します。
なんか、グレーでもいいかも?
いやいや予定通りブラックだろうか??
くだらんところで悩んでいると色々なカラーラインナップが欲しくなってしまうのです(笑)
一つ後悔していることが・・・
やはり22mm幅に関しては時間をかけて厚手デザインにすべきでした。
22mm幅は近代時計。時計が分厚いので、ベルトも厚手がバランスいい。
予定ではブラックで、ひとまず22mm、20mm、18mm、16mmが欲しい。
アンティークな時計をフォーマルに着こなすには
やっぱり定番のブラックが欲しくなるのです。
先行22mmの後は・・・ゆっくりと3本同時ブラックしたいが可能か?