七海のクリスマスローズBlog

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クリロの花芽はいつできるのか? その2

綾香の「みんな空のした」が流れています♪
シャンプーのCMでも使われていますよね(^^)

あなたの笑顔は誰よりも輝き
曇り空まで晴れにしてしまう
何度も高い壁乗り越えたから…みんな空の下♪

笑顔って大切ですよね~周りも自分も明るくなれる(^^)
よし頑張ろう、頑張ろう、
絶対に咲かせる、咲かせる、
クリロも大地もみんな空の下(^^) 笑顔で行きましょうー!!
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そしてシャンプーと言えばこれ!
綺麗な女優さんがたくさん出てくるCMの
TSUBAKI と ASIENCE 
いつか使ってみたいよね!と…、家族とも話してたのです。
そして、ついに実現♪
どうせならと、同時購入で、同時使用で、
  その違いを味わってみますね(^^)アホな家族じゃ♪

****************

そんな、こんなでジタバタしているうちに
早期発芽のうなじが見えてきました
880系、466系、723系、739系の4交配
もう少しだね
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ちょっとホッとしました(^^)

****花芽はいつできるのだろう? その2*****

ネットの情報あれこれ

きっとこれを解明することで、
より花芽を付けさせる方法が見えてくるかもしれない。
目的は早期発芽の開花率を上げること!
大地にとって、開花時期を早める必要はない。
ぎりぎりまで体力を蓄えて、十分な寒さを経て、2月に咲かせたい。

ネットでこの辺を調べれば調べるほど、
新しい質問が増えてしまいます(笑)
そもそも、
クリロが短日性植物なのか?長日性植物なのか?よくわからん。
どっちなのさ!
頭の整理を兼ねて書きならべて見ます。

良く出てくる言葉や、気になった記事をまとめてみます。
(必ずしもクリロに適合とは限りません(笑))

①光周性
昼の長さや、夜の長さの変化に応じて生物が示す現象。
このblogでは花芽形成に着目します。
短日性、長日性、中性があるそうな。
一日の日長が短くなると反応することを短日性。
一日の日長が長くなると反応することを長日性。

②短日性植物
花芽の形成が短日性である植物を短日性植物という。
(正しくは、夜が長くなると花芽が形成される植物のこと。)
キク、アサガオ、イネなど

③長日性植物
花芽の形成が長日性である植物を長日性植物という。
(正しくは、夜が短くなると花芽が形成される植物のこと。)

④夏至、冬至
夏至:6月21日ごろ。一年の中で最も昼間が長く夜の短い日です。
(約、昼14.5時間/夜9.5時間)
冬至:12月22日ごろ。一年の中で最も昼間が短く夜の長い日です。
(約、昼9.5時間/夜14.5時間)

⑤電照菊
キクは短日性植物なので、夜が長くなると花芽をつけ通常秋に開花する。
電照菊は夜間に照明をつけ夜を短くさせて開花を遅らせ、
冬に開花させて出荷する。

****その他に花芽形成を進める条件としては****

⑥窒素欠乏
一般に窒素肥料を多く施すと花芽形成が遅れ、
窒素欠乏状態にすると花芽形成が進むそうです。
すなわちC/N比(炭素と窒素の比)が高いと花芽の数が増えるそうだ。
確かハイポネックスに窒素ゼロの液肥があったね!
さっそく来週買ってみます(笑)
そんなことしたら体力不足が心配だけどなぁ…

⑦ストレス
環境を変えたり、生育に不利な条件が加わったりしても花芽形成が進むそうだ。
複雑な条件や要因が絡んで作用するのかもしれない。
危機感を感じて生殖行動を早めているようにも見える。
確かに、いじめクリロは良く咲くと感じた事がある。


一般に春に咲く植物は、長日と温度が作用していて
秋に咲く植物は短日が作用するらしいです。

そしてクリロと同じキンポウゲ科のアネモネやラナンキュラスは
花芽形成に低温が必要との記事を見つけた。

また花芽形成に低温が必要な植物に於いては、
葉で生成されたフロリゲンが芽に移動して花芽スイッチをonにする際に
低温が必要らしい…との記事も見つけた。
クリロは高温期に日長処理してもダメなのだろうか??

花芽は急に出来て急に咲くワケではないから、
開花の数か月前には花芽形成が始まったと考えるべきだろう。
大地の家でNo.221は12月に咲き始める。
開花開始のピークは2月だ。
冬至は12月22日…
うむむむ
クリロは短日性なのか?長日性なのか?
ちょっと微妙(笑)どっちなんだろ。

クリロのナーセリーさんは通常、
冬季に日長処理まではせず、温室で加温して開花時期を早め
12月には咲かせてしまう。
花芽形成はその数か月前から始まっているのだから
冬至よりもずっと早くに花芽形成が始まっていると考えられる。
このことからするとクリロは短日性植物の様な気がするけど、
どうだろうか?

また短日処理もこれから勉強が必要だ
・短日は平均照度を下げるような遮光で良いのか
・毎日の中で昼を短くする必要があるのか
・どーんと数日間、暗闇に放置ではだめか

あとは、短日性の作用に低温が必要かどうか?
必要なんだろうなぁ~

ここまで書いてきたことは一般論とか、大地の仮説ですから
クリロに当てはまるかどうかは、まだまだ?です。
これだ!という簡単な実験方法も見当たらない。
フロリゲンが効き始める時期を調べるには
・8月に全部葉を切った株
・9月に全部葉を切った株
・10月に全部葉を切った株
・11月に全部葉を切った株
・12月に全部葉を切った株
これらの開花を比較すると良いと思う。
手軽ではないよなぁ…(笑)

*****とりあえず…暗闇放置********

ならば手軽に出来る環境の変化を加えてみて
その結果から考えよう。
そこで! 
長期暗闇放置処理をしてみます(笑)
どうせ台風が来てるのでちょうどいいか(^_^;)
開花が微妙なサイズの苗を選んで、トレーごと
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涼しく暗闇の納戸に押し込んだ。
光合成ができない不利だね(笑)
十分な低温期じゃ無いし(^_^;)
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全く光が無い場所…何日間入れておくか?
とりあえず3日間ぐらいかな。

むかし、輸送した株はなぜか花付きが良い傾向がある…
こげちんからそんな報告があったよね!
短日処理でもあり、ストレスでもあり
今回ここに書いた内容からするに…なるほど、あるかも♪

次回スイッチは異なるのか?
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by nanami7kuri | 2009-08-31 21:57 | クリスマスローズの交配 | Comments(0)

早期発芽…もう少し?

先週、大地がキムチ鍋をつくりましたぜ♪
つくりだす事ならなんでも好きだぜぇ
冷蔵庫にある材料で適当に作ります。食えるのか?
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レシピなんて見ません、適当です(笑)
調理の手順も知らないよ。
豆腐が無かった…個性を出すべくカボチャを入れちゃった(^^)
キムチ味の雑煮状態(笑)
牛肉、キムチ、カボチャ、ニンジン、長ネギ、シメジ、エノキ、しょうゆ、を入れた。
適当でも、けっこう家族に好評でした~。

*******************

早期発芽はどうなっているのか?
まだ発芽はありません(^_^;)
最近はポットをビニールから出しました。
ペアガラス部の断熱材も取り除いて中に光が入ります。
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こんな感じでセッティングを変えたので温度が上手く設定出来ていません(笑)
目標は14℃で考えているのですが10℃~18℃で暴れていました。
庫内はフリザーで除湿されてしまうので、毎日水をあげないと乾燥します。
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水やりの時に感じるのが土の盛り上がり?
そして水をやると土がしぼみます。
中では芽が動いている予感がします。
はやく元気な双葉をのぞかせておくれ(^^)

温度コントロールを失敗して暖かかった時の方が土が盛り上がるよ!
みんなの情報と同じく発根が始まるとやや暖かい方が良いみたい。
ただし…多数の交配種類が冷蔵庫に入っているじゃない。
全ての交配の発根が同じ状態ではないだろうから
早さを取るか、安定発芽を取るか…
きっとほとんど発根してるよね!
人情的に早さを優先してしまう大地でした(笑)あははは

デロリアン(早期発芽専用の冷蔵庫)は原始的な構造で
庫内の上部にフリーザーが丸出しです。ここが冷えるのです。
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このフリーザーに断熱材を巻いたりすることで、冷気が出にくい、
そして温度センサーは、フリーザーの5mm下にあります。
フリーザーと温度センサを一緒に断熱材で包むので
温度センサーに「冷えすぎ」とかん違いさせることができます。
冷蔵庫の割には庫内を20℃近くまで温かめに設定することができます。
FANの前に置いてあるのが最近入れた683系の種と、壺クレマの種です。

早期発芽は異常な育て方なので推奨できません。
自己責任で育てましょう(^^)
しかし、「ガーデニングにこうしなければいけない…は、無い!」です
いろいろな楽しみ方があるようです。
大地は結果が早く見たいから早期発芽を行っています。
100年後のガーデニングはどんな風かな?
そのころ土で育てているのだろうか??土が高価だったりするかも。
そのころクリロはどんな進化を遂げているのだろうかね(^^)
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by nanami7kuri | 2009-08-30 17:28 | クリスマスローズの交配 | Comments(2)

りんご死亡

注意!
月曜は関東に台風来ます


昨日、金スマで松岡修三が出演していた。
親のレールを捨て人生も波瀾万丈だったんだね♪
いつも熱血な彼!
大好きです、見習わなくては(^^)
彼はエースをねらえ!を愛読していてコートにも持ち込んでいたそうだす。
試合中にも「絶対無二の一球なり…」と
気合いをいれていました。

彼流にエースをねらえ!に習うと
「絶対無二の花なり…」
「絶対無二の今期なり…」
よし頑張ろう、頑張ろう、
絶対に咲かせる、咲かせる
自分で自分に気合を入れる大地なのでした(^^)

最近…涼しいですね。朝晩は快適~
振り返れば長雨だったし、短い夏でしたね。
それでも苗の育苗は今年も夏の成長鈍化を止めることはできませんでした。
今後もこの対策が大地には必要です。
涼しい育苗方法の開発が必要じゃ~

しかし、暑くて狭い我が家では、今のところ
良い案が見つかっていない(^^;)
大地家では暑さに強い品種改良のアプローチも必要なのかもしれない。
長い目で見ると大地には重要な方向性なのかも(笑)

我が家では弱さの代名詞になっているのがりんご系。
今までの栽培経験から、たぶん何人か死ぬだろうと覚悟はしていたのですが
ほんとに死んでしまいました(笑)
去年は開花前の大株りんごを数鉢枯らし…
今年も根腐れで天に召されましたぁ(-_-;)
死亡856と
重体931です。
じわじわと張りがなくなり、引っ張っても抜けず…ゆっくり死亡。
弱い者は大地家の過酷な環境では生き残ることはできないようです。
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そんなことから暑さに強い目的の交配を蒔いておこう…と
急に思ったのでした。
早期発芽に仕掛けたかな?
仕掛けていなーい(^^;)

暑さに強い交配はやっていたか?
意識してなーい(^^;)

慌てて2009年交配履歴をチェックしました。
今年の交配で何か面白いのないかな…
早期発芽初挑戦で運よく咲いた683の遺伝子を活かすか?
何とか捨てずにクリロ部屋放置にしてあった683×643を発見。
今さらデロリアンに入れたのでした(笑)
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この花683は初年度の花が暴れた(^^;)
いつもなら交配に使わないのですが
冒険だな!
葉がよれない子を選別します。
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by nanami7kuri | 2009-08-29 13:48 | クリスマスローズの交配 | Comments(8)

クリロの花芽はいつできるのか? その1

この話はクリロ仲間との会話でもよく出てくる話題ですよね。
プロの方の意見もバラバラで、春だったり秋だったりして
難問のようです。

大地にも明確な答えはありませんが
2007年9月30日の大地のBlogでは
今までの栽培経験からこんな仮説を書いていました。

>そして濃いディスカッションと実験隊みなさんの
>レポからするに、大地が思う花芽形成時期はこれだ!
>・花芽は春夏秋冬いつでも形成する
>・最後に開花してから何かの体力充電が必要
>・短日、温度などは開花Goトリガである
>と大胆な発想を思うのでした。だめでしょうか?

そして今回買った「遺伝のしくみ」(新星出版)という本に
いろいろと新しいヒントが書かれていました。
この本の著者:経塚淳子さんの専門は分子遺伝学と植物の形態形成。
だから植物の遺伝やホルモンに専門的なんですよぉ。
弟子入りしたいぞぉ~
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まず大まかな基本は、植物は日長に応じて花を咲かせるということ。
大昔から電照菊なんかが有名ですよね。
数々の実験から葉が日長を感じていることは解っていたそうなのですが
葉で作られた何が芽で作用するのか解らなかったそうです。
そして近年、花を咲かせる「フロリゲン」という
ホルモンの正体が少しずつ解って来たんだそうです。

この本では日長に反応するFT遺伝子が紹介されていました。
この遺伝子は葉に存在し、日長に作用してフロリゲン(FTタンパク質)
をつくるそうです。
しかしフロリゲンは葉では作用せずに、芽に移動して
花芽を作る遺伝子がonになると書いてあります。

これが正しいとすればクリロ花芽はいつできるのか?
の考え方に方向性が見えてきたような気がします(^^)
実験隊員のレポートや、大地の経験、この本の解説からすると
今の大地の理解はこうです

・春芽も、秋芽も、初期段階では葉芽なのか花芽なのか確定していない。
・春芽も、秋芽も、最初の双葉も、
  条件が揃えば将来花芽になることが出来る。
・日長によって芽にフロリゲンが作用する事で花芽に変わる。

でもこれだけではヒョロイ苗でも咲くことになってしまうので、
説明は不十分だ。
条件が揃えば…の、条件を把握する必要がある。

・絶対に体力的なところも関係しているよね!

体力とはフロリゲンを作る葉の量なのか?
体力とは根パワーなのか?
日長以外の条件で、フロリゲンをより多くつくらせる為には
何をすればよい?
解明までもう少しのところなのかもね!

*************

2008年度早期発芽の根の感触

夏場の根腐れの予防処置として、今期は6月末に植え替えを行いました。
梅雨直前に植え替えたのは…
水気の溜まりやすい鉢底の部分と根を離すのが目的です。
ポットも夏場のみスリットを使用しました。

あれから約2か月…、様子の中間チェックを5株だけ行いました。
前回のBlogの740×712と330×740を抜き出して、根の成長具合を見てみました。
まず330×740。
とりあえず根腐れなし。根も新しいポットの外周まで伸びてきていました。
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こちらは740×712。これもとりあえず根腐れなし、外周ok。
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夏なので根が底でぐるぐると言うところまでは行きませんが(笑)
それでも少し伸びていてくれました。
根腐れはだいぶ解消♪ 梅雨前 植え換えはいい感じです。

でも、品種によっては全く成長してなくて
根腐れを起こし始めている子もいました…
夢のりんごリバースバイカラー狙い739×546の苗
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地上部はとっても立派なのですが
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根が全く成長していないや…(笑) 
2か月前に植え換えた時の根の形のままだよ!
やや根腐れも起こしていました。
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品種によってこんなに違うんだね。
こればかりは育ててみないと解らないや…
秋には挽回してくれるのだろうか?

かくして今年も夏の成長鈍化を止めることはできませんでした。
うむむ…夏はしょうがないかなぁ(-_-;)
でも、いつか打破するぞ!

とりあえず、梅雨前 植え換えは根腐れには効く!
来年もこのスタイルは標準にします。
あっ!
こないだの夏伸…808×774の根チェック忘れてる(笑)

次回は「りんご死亡」です。
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by nanami7kuri | 2009-08-25 23:01 | クリスマスローズの交配 | Comments(4)

あなたは変態です!

前回の続きです。
そう… あなたは変態なんです。
物事を別の角度から見ると面白いよね♪の続きです。

地球上のほとんどの植物は光合成によって
太陽エネルギーを炭素に定着させて蓄積している。
それが米だったり芋だったり…
だから人間は太陽エネルギーで動いている様なもんだ(笑)
そうそう石油も太陽エネルギーの変換物だね。

僕らは花の交配を楽しんでいる。
新しい花を求めて無我夢中に…
花って昆虫や人間を夢中にさせるよなぁ。
不思議な魅力があるもの。
朝も昼もせっせせってと交配して、種蒔いて、育てて…
これってさ、花の思惑にまんまとハマってるよなぁ(笑)
まるで花のDNAに人間が操られているようです(^_^;)

これらは今までに話題に取り上げたことがありますが、
今日はもう一つ、変わった角度から花を見てみましょう。
実は「あなたは変態である」ことの話をしたいと思います。
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あのぉ~そのぉ~
ストレートに表現すると、花って植物の生殖器ですよね。
あなたはそれを見て

・大きいとか…
・形が良いとか…
・黒いとか…
・香りが良いとか…

喜んでいませんか(^^;)

そうです、あなたは他の生物の生殖器を見て喜んでいるのです!
自分は普通だと思っていたあなた!
実は自分は超エロいのだと自覚しましょう(笑)ぷぷぷ

他の生物の生殖器を写真に撮ったり…
生殖器を花瓶に飾ったり…
花屋さんは生殖器を販売しているし…(笑)
もう絶対に変態です。
人間って面白い生き物だぁ(^^;)

ちょっとエロい話題で申し訳ありませんでした(^_^;)
あなたの普段のガーデニングも別の角度から見ると新しい発見があるかもよ!

先日実家にお泊りに行ってきました。
そしたらラッキーなことに月下美人が咲いてくれたんです。
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2鉢で5蕾あったのですが、なんと5つが同時に開花。
偶然?それとも月下美人の能力??
滅多に咲かない花…同時に咲けば交雑が可能だ!
夜中に咲くだけあって良い香りが強いね~

作落ちの4年株も元気でしたよ♪
炎天下で育てています。13.5cmロングに入っています。
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これなら来期は咲くだろう(^^;)
うれしい事に453×429が数株あった♪
分化能力も良好みたい。

次回は「クリロの花芽形成はいつ?」です。
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by nanami7kuri | 2009-08-23 14:11 | クリスマスローズの交配 | Comments(12)

花の性淘汰って…??

朝晩は涼しくて秋めいてきましたね!
気がつけば8月も後半に入りました。早く来い来い秋よ来い。
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最近、遺伝に関する本を買いました(笑)
ぷらぷらっと出かけた本屋で衝動買い(^_^;)
メンデルの法則とかダーウィンの進化論とか
専門的ではなく遺伝や進化について広く浅く書かれています。
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図が多いのもうれしいですよぉ
これを読んで現在の自分の交配と照らし合わせてみて
いろいろ考えを書いてみますね。
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メンデルの法則と現実がどうして乖離しているのか…
少し解った気がする(^_^;)

教科書にもよく出てくる有名なメンデルによるエンドウ豆の交配実験。
実はこの実験を開始する前に、何度も何度も予備的な交配実験が繰り返していて
遺伝的に純粋な系統(形質)を確保することに成功していたそうです。
だらら法則が成り立つのだそうです!なるほどぉ

しかし実際の育種ではそうはいかない(笑)
親花は交雑が繰り返されているので純粋な系統(形質)ではない
だから人間の思い通りにメンデルの法則は働かない。
そもそも全ての育種がメンデルの法則通りになるなら
こんな簡単なことはない(笑)
人間の目に映るある形質が複数の遺伝因子で複雑に
成り立っているなら、結果は簡単ではないだろう。
経験的に色に関しては複数の遺伝子が関与していると思う。
また親が異なれば結果も異なるのが普通と思った方が良い。
だから交配結果がメンデルの法則通りになると信じ切ってはいけない。
…がしかし理屈は重要だ。
メンデルの法則は頭にたたき込む必要があります。
学者の理論はデジタル的に数学的に。
育種は理論ではなくてアナログ的に経験的に生物の多様性を利用するのが良いと思う。
白黒つける訳ではなく何事もバランスが重要だ!
理論3割、経験7割で思考するのが程よいのではないだろうか(^▽^)

*********

また進化論もいろいろな角度から見ると面白いですよ(笑)
進化論は多様性抜きでは語れなーい。
これは法則ではなくて、自然の考え方。
そして育種もまた多様性を利用することなんだと感じました。
そこには
変異と自然淘汰。性淘汰。という言葉が
が絡んできてちょっと厳しい表現が必要です。

生物には必ず多様性(変異)があり、環境に適応したものが生き残り
子孫を残す。環境に適応できないものは子孫を残せない。
これが自然淘汰。
大地の家の環境では暑さに強くなければ生き残れません(-_-;)
環境が急変しても多様性があれば、適応可能な子孫が生き残り
種族全滅と言う最悪の事態を回避できる。
多様性(変異)の無い生物はつらいなぁ~

性淘汰と言う言葉はこの本で初めて聞きました。
これが面白かったです。
華やかなクジャクの羽などのように、
メスが より強いオスを選ぶための形質を持てなかったオスは
子孫を残せない。これが性淘汰なんだって!
大きすぎる雄鹿の角、捕食者から目立つ鳥や魚の雄。
メスからすると、生存に不利なのに生き抜いてきた強く賢いオスと言えるのだろう。
なるほどぉ…
んじゃ花の性淘汰ってなんだろう?と思うのです。
ここでのメスは媒介者に置き換えられるのでは?
もしかしたら昆虫や人間なのかもしれないね。
昆虫や人間から見て、素敵と思われる形質をもつ変異個体が子孫を残す。
繁殖に有利なんだろうね(笑)
色とか?模様とか?香りとか?の特別な形質を持つ花。
誰だって素敵に思う個体の花粉を繁殖に使うわなぁ(^^;)あはは
こうしてクリロは進化するのであった。

花の育種は性淘汰に似ていると感じたのでした。
育種という行為でさえもダーウィンの進化論の極小さな一部なのかもしれない。
宇宙規模から見ると、ありふれた自然の営みの一部なのかもね(笑)

物事を別の角度から見ると面白いよね。
人間もクリロも太陽エネルギーの変換物とも見れるし。
花のDNAに人間が操られているとの見方もできる(^_^;)
あなたの普段のガーデニングも別の角度から見ると新しい発見があるかもよ!

次回の話題は「あなたは変態です」です。
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by nanami7kuri | 2009-08-19 21:44 | クリスマスローズの交配 | Comments(14)

F2

花を交配している友達と会話していると、
良く出てくる言葉がF2。
自分で交配している人間にはやはり直感的に感じるものがあるようです。
精密な意味は知らないのですが(笑)
第一世代クロス交配の子をF1。
F1同士のクロス交配の子や、F1のセルフ交配の子を
第二世代交配種F2。  と呼んでいます。
遺伝学の世界ではもっと深い意味があるらしいけど…
本来の意味とはちょっとずれた使い方を僕らはしているかもしれませんが、
学者ではないのでご容赦ください(^^;)すみません適当。

交配していて実感するのはF2の神秘、謎、威力。
新しい花に挑むとき、F1ではなかなか目的には近づけない。
F1で素敵な目的花が咲く確率は極めて低い。
劣勢の形質が現れないからかもしれない。
しかしF1同士のクロスからは面白いF2が出はじめる。
花の多様性が大きく現れるのはメンデルの分離法則からすれば
F2からが面白いと言えそうだよね。

でも実際大地の交配では純粋にF2と呼べる交配はほとんどありません。
血統を最優先することはなく、
今咲いている最良と思われる組み合わせで交配するからです。
たとえば今回ピコを沢山もたらしてくれたNo.467
この花は一番最初の育種家の方がDDピコを目標に創り出したF1と仮定すると。
大地が行った交配はF1同士のクロスではない、他花とのクロスだ、
それでもいろいろ有望な花が出てきた!
純粋に子孫同士の交配ではないから第○世代の表現がいいのかもしれないね。

F2と呼べるのは467セルフのみ。
2009年度の開花結果の内容からすると、このF2よりも
似た者同士の交配が最も成績が良かった。
必ずしもF2でなければならないと言うことは無いようだ。
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しかし血統を優先させるべき交配もある。
現在取り組んでいるDD黒のパールエッジ作出目的交配では血統が重要だと思う。
前記の通りあまりF1に期待してはいけない。勝負はF2からだ。
似た者交配ができないから、こういう交配では血統を重んじるしかない。
F1をセルフしてF2をねらうか。
F1黒花とDD緑パールエッジを戻し交配するか。
F1緑パールエッジとDD黒を戻し交配するか。
または親の異なる同一目的F1同士のクロスとか…
そんな交配が必要なんだと思います。
新しいものを狙うならF2までなんとか頑張ろう。
目的の花を咲かすのはF2を目標に考えていた方がよさそうですね。
この花を咲かせるべく2008年度に交配し早期発芽させた
母740DD緑パールエッジ×父712DD黒
は渋い花同士の交配にも関わらずめちゃめちゃ生育が良い!
この交配にかかわらず740の花粉を使った交配はめちゃめちゃ生育が良い!
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右が740×712.左が330×740.
現在12cmロングに入っています。現在暑さで生育はストップ(^_^;)
740×712の株元はいい感じに太い。
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交配の世界はやってみないと解らないことだらけだ…
生育は合格だが、F1で模様は出ないだろうなぁ(^^;)

結局のところはゴチャゴチャ能書きをたれるより実践あるのみ。
蒔いて、観察して、咲かせて、考える。この繰り返しなんだろうね。
F2にこだわる交配、F2にこだわらない交配、どちらもありです!
何年先になるか分からないけど、夢を追いかけるのは楽しいよ。
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by nanami7kuri | 2009-08-17 15:57 | クリスマスローズの交配 | Comments(8)

発芽せず

台風の後はいよいよ厳しい夏本番になりましたね(^_^;)
週間天気予報も晴れマークが続くようになってきました!
網戸にはセミがとまって鳴いています(笑)
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さて、アジサイの種の早まきの続報です
7/25日に蒔いて約3週間以上が経ちましたが
アジサイの種は発芽できていません…(^_^;)
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早蒔き過ぎてダメなのかもしれません。
少し前の画像ですが拡大すると種がカビているようなのです(-_-;)
うむむむ失敗じゃ。
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去年は、8月31日に蒔いて約2週間後の9月12日には発芽していました。
交配親が異なるので確実ではないですが、
9月以降に蒔くのが安全なのかもしれません。
今期の次回蒔きは9月に蒔いてみますね。
これでうまく行くなら毎年9月に蒔く事にしようと思います。

実家に行ってクリロ苗の手入れを行ってきました。
あっ!こんなところにこんな苗が…今更いろいろと発見が(笑)
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by nanami7kuri | 2009-08-16 00:52 | あじさいの交配 | Comments(4)

夏伸のクリロ

やっほー♪ 夏休みが来ました(^^)
遅くて短い夏休みですが…それでも嬉しい夏休みです!
それにしてもこの悪い天気が8月の中旬まで続くとは
思いませんでした(^_^;)
水やりは楽なのですが、ちょっと根腐れが心配ですね。
そしてギラギラの夏がやってきました。
最近は台風やら地震やらの天災が続いて心配ですね…
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さて、こんな酷暑の中でも新芽を伸ばしてくるやつを紹介します。
2008年度交配早期発芽の株です
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この暑さの中、非常に太ーい茎を伸ばしてきました。
もうひとつ、あります。
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この状態なら来年の春には咲くだろう。
この2株の共通点は、なんと同一交配でした!
タグには808、774と書いてある。
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親を調べてみたらこんな交配でした。
母808DDフラッシュ×父774SD丸ベインベイン
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この交配は暑さに強いことが分かった。
同期の母774の交配は新芽を出してこないから、
おそらく808が夏に強いのだと思う。
もしかすると暑さに強く、模様に芸のある花が生まれてくれるかもしれない!
あとは出来るだけ父に似た形と模様を受け継いでいることを
祈ります(^_^;)
この早期の2株には「夏伸」タグを挿しておこう。
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by nanami7kuri | 2009-08-13 11:36 | クリスマスローズの交配 | Comments(10)

あきらめの悪いやつ

おおーい!
あじぃ~(^^;)天気予報も外れっぱなしの先週でした。

この時期、特に新しい作業が無くて週末はダラダラしております。
blogのネタもないしナァ…

でも、時間のあるときに何かを先に進めておこう。
作業がない時は来年の交配のイメージを高めておこう。
脳みそに染み込むまでイメージしてイメージして…
頭の整理をしておこう。

熟成系は当分この6種

・バイカラーフラッシュ(高コントラストの赤模様)
・フルベイン(くどいほど埋め尽くす模様)
・3/4りんご(無絞り、高コントラスト、艶)
・グレープバイカラー(表裏のコントラスト)
・黒丸(D率の向上、丸く丸く)
・管XLSD(安定した中弁)

思いつき順ですが目指している目標はこれ↓です
いつか必ず咲かせたい花、欲しいぞ!欲しいぞ!
欲望は原動力ですね。絶対に咲かせてやる!!

・黒にパールエッジ(どこまでコントラストが高められるか)
・黒にレッドエッジ(エッジが赤の方が美しいかもしれないぞ)
・りんごリバースバイカラー(正面赤、背面黄)
・小輪多花で鮮やか(多花はマスト。発色勝負)
・首長ちょうちん(どこまでも丸く、どこまでも下向きな花)
・シルバーグレー交配(なぜ灰色なのか?)
・ダークにブロッチ交配(渋さに芸を加える)
・りんごに模様を入れる(鮮やかさに芸を加える)
・黒に大ホワイトフラッシュ(現在失敗中です)
・グレーにピコティ(渋さに芸を加える)
・グレーにフラッシュ(渋さに芸を加える)

多芸な花が完成したら次はシンプルさを追求します
有力な要素親がないけれど…いつかきっと咲かせたい花!

・青りんご交配(正面黄、背面緑)
・2段咲き交配(外弁と内弁のコントラストをどこまで高めることができるか)

クリロの交配を始めるずっと前に師匠に教わった。
「交配は人間のエゴを最大限に活かして攻め続けるべし…」
一度に全ては狙えないけど、
攻めるぞ、攻めるぞ、攻めるぞ、
あきらめない、あきらめない、あきらめない
あと何ができるか?あと何をすべきか?
新しい模様のアイデアはあるか?
新しい技術はあるか?

最近のキーワードは馬フンや、キノコらしい。
それはそれ、自分ちにある材料で挑むしかない。それより時期が重要な気がする。
前期の早期で失敗した点は、プラグ苗の時期に有機を大量に投与したこと。
おさな子には消化不良だったかもしれない(笑)
今期は9cm、10.5cmの時期には多く与えてみようと思う。

成長が早く、分化能力に優れ、暑さに強い、形が良い、花が暴れない、発色が素敵、
そんな花を早期発芽で2013年を目標に咲かせたい(-_-;)
たい…では意志が弱い、
咲かすぞ!ちくしょー

そうそう、息子は県大会個人戦の3回戦で敗れてもうたぁ…ようやった!
クリロと同じで親には無い個性を持つ子孫も出てくるんだね(笑)

今日は中間報告しますね。
早期発芽の低温処理をセットして約7週間が経過しました。
デロリアンのなかで静かに発芽の時を待ちます。
晴れの日中のクリロ部屋の温度は35℃にもなるので
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窓の部分に発砲スチロールをはめて少しだけ省エネ運転を心がけています(^_^;)
冷蔵庫の中は湿度が低いので用土が極端に乾燥します。だたら、
発芽付近の9月中旬までデロリアンの中ではビニール袋に包まれています。
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只今の温度は約14℃。庫内は温度計3本で温度ムラをチェック。
FANによる空気かくはんの効果で、だいたい±1℃には収まっています。
でもデロリアンは安物の冷蔵庫ですので10℃~14℃の間で温度が変動します?
サーモスタットのヒステリシスが大きいのかもしれません。
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低温処理期も概ね半分が経過しました。発芽は1つもありません(笑)
用土の表面は何も気配なし…不安だよぉ
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無事に種が割れているかな、発根してるかな。
でも、我慢、(^_^;)発芽を信じて放置プレーに専念します。
発根チェック用の種を仕掛けるべきでした(笑)来年は行おう!

今日から甲子園だね、
外ではセミが一生懸命に鳴いている
夏 本番の8月…がんばって乗り切ろう( ̄▽ ̄;)
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by nanami7kuri | 2009-08-08 12:16 | クリスマスローズの交配 | Comments(12)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


by 大地
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