七海のクリスマスローズBlog

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種まき第2段

前回9月蒔きの発芽が良好だったので、残りの種も蒔いてみました。
クモの巣が張ってるけど…今日までなんとか
枯れず、折れず枝に付いたまま成熟してくれました。
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今回蒔くのは
ダンスパーティ×ノーブル と 
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ダンスパーティ×墨田の花火
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久しぶりの八重同士の交配なのでどんな遺伝をするのか興味があります。
種は枝ごと切り離して3日間乾燥させます(パラパラと蒔くため)
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アップにすると見事にぷりぷりな蒴果です!
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しっかし…種は小さいなぁ(^_^;)
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今年の9月12日に蒔いたダンスパーティ×夏まつりは今のところ順調に双葉展開中♪
たくさんいるけど…どれが生き残るのだろう?
元気に生存競争を生き抜いたこの中から、ピコ葉で選別します。
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2週間でばっちり発芽してくれるので、クリロの発芽に比べれば安心です(^_^;)
試しに購入してみた窒素ゼロ液肥!
開花促進というよりもう、どんこ病予防目的で
実生アジサイと実生バラはこれで育ててみようかなと入手。
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by nanami7kuri | 2009-09-27 22:12 | あじさいの交配 | Comments(0)

早く来年の種を蒔きたい!

早期発芽の大地にとってベストな方法の探究は続きます。
非常にあきらめの悪いおバカさんで申し訳ありません(^_^;)
今期は高温不足で大失敗しているので来年こそはリベンジしたい。
大地のBlogはクリスマスローズをメインにしたBlogであるにもっかわらず
2006年以降に早期発芽を始めて以来、花の時期より夏の記事が圧倒的に多い(笑)
攻めの夏なのだ。
夏こそいろいろ考えることが多いのです。
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クリスマスローズの早期発芽を成功させる上で
非常に重要な要因となるのが高温処理!
今期は高温処理不足で均一性が非常に悪い(^_^;)
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大地のように早く発芽させたい思いからついつい早くに低温処理に移行すると
発芽が不揃いになってしまう。
最悪は発芽できない。
クリスマスローズなど多くのキンポウゲ科の種は採種直後は胚がまだ不完全であり、
高温期を経ることで胚が成熟する。との文献を目にしたことがある。
早期発芽不揃いの原因として考えられるのは
・採種時期の差によって、低温移行までの高温処理期間の長さが異なってしまう。
・品種によって胚の成熟速度が異なる。
などでしょうか…
自然界ではゆっくりとした時の流れによる必要にして十分な温度処理を経て
上記の不揃い原因がキャンセルされるものと考えられる。

早期発芽はこの過程を人為的に行い、必要最小限の期間で温度処理を行い発芽させ
秋の冷涼な気候を生育に使用するのが狙いだ。
よって速さと均一は相反する性質を持ちやすい(^_^;)
両立させつつ、どこで妥協するのかが重要。
この絶妙なバランスは経験から得るしかない。

失敗するリスクも高いので一般的にお勧めできない栽培方法ですが
成功した場合の恩恵は非常に大きいのです。
なんだかんだと最近はその挑戦の過程が楽しみだったりしています。

来年こそは成功したい…
今期の失敗経験と、実験隊のみんなの経験談から導き出した
来年度の大地のレシピはこれだ!
(危険ですので自己責任で実施ください)

****2010年早期発芽****

重点課題:より均一な発芽

①採種したらすぐに湿潤処理する。
(乾燥すると胚の成熟が一時停止すると考えられるため)
 ベンレート1000倍希釈液+パーライト+ジプロック
 置き場所は少しでも気温の高い屋根裏。
②6月に入ったら全ての種を冷温庫で高温処理開始。
 ジプロックで湿潤処理のまま28℃設定で7月中旬まで高温処理を続ける。
③7月中旬に蒔く交配を選抜し低温処理開始。(七夕を目標にしたい)
 ポットの土の中に蒔く。用土は赤玉主体、覆土は約1cm。ポットごと冷蔵庫へ。
 冷蔵庫で目標5℃で約2週間。 その後、目標8℃で約2週間。
 その後、目標12℃で発芽まで
 (品種毎に低温処理移行タイミングを変えるかもしれない)
④目標9月中旬に一部の発芽が開始されたらそのまま冷蔵庫の中で電照開始。
 昼電照15℃、夜消灯8℃とする。薄い液肥を与え始める。
 土が盛り上がってきたら表土を軽くたたいて刺激する。
⑤ポットの中の8割程度が発芽し、双葉が濃い緑になったら
 ポットのまま屋外栽培に移行する。
⑥屋外では、明るい日陰3日間のあと徐々に日光に慣らす。
⑦ポット内で本葉1枚の展開が十分に完了し濃緑になったら、1本づつ6cmポットに植え替え。

以上で早期発芽処理終了

冷温庫による強制高温処理にて十分な高温期を得られているのか?の効能を
確認すべく、一部の早期不向き品種437、643、877、945などは、6月末蒔きも並行する。

こんな感じでしょうか…
まだ微調整はあるかもしれません。
早く蒔きたい。頭の中はもう来年の種蒔きモードです(^^;)
蒔きてぇー

**注意**
早期発芽は非常にリスクの高い栽培方法ですので一般的にお勧め出来ません。
どうしても交配結果を早くみたい異常者向けの栽培方法です。

*******

最近の早期発芽はこんな感じ。
未だ未発芽が1/3程度あり…
発芽しててもポットの中で発芽率が揃わない…
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何事もなかったように順調な苗はこれ!
この差は高温処理不足が原因なんです(^_^;)
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発芽できていないポットをほじくると、前回よりは発根が進んでいる。
まだあきらめ切れない…
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しかし2粒はようやく発根開始な状態(-_-;)
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絢香のライブバージョン「恋焦がれて見た夢」が流れています♪
どうして人は種を蒔くのか?ねえ、だれか教えて…
早く来年の種を蒔きたい!
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by nanami7kuri | 2009-09-27 14:16 | クリスマスローズの交配 | Comments(4)

軟腐病  無発生記録途切れる

久しぶりに軟腐病が発生しました(^_^;)
2006年夏以降、薬に頼らない方法で軟腐病対策を行ってきました。
(詳細はHPの「軟腐病友の会」参照)
けっこう効果があって今まで軟腐病が発生していませんでした。
この処置方法には自信と実績があります(^_^)v
しかし出た(笑)原因は不明。

犠牲者は927DDりんご(429セルフ)
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りんごの中では比較的丈夫な子だったのに…
分化能力も良かったんだよなぁ
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排水性重視の土と鉢で夏越し植替えしています。
脇目3本のうち2本が軟腐病でスポッと抜けてしまいました(-_-;)あちゃ
死亡ではなく、1芽は生きている重症状態。
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患部は軟腐病特有の株もとのみ腐るネチョネチョ状態。
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この株は手術せず、株もとのみ乾燥プレーで様子を見ています。

原因は不明です。
・株もとに食害などの傷を負った?
・強風などで茎がゆすられ株もとに裂傷を負った?
などなのでしょうか? うむむむ…
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by nanami7kuri | 2009-09-26 20:22 | クリスマスローズの交配 | Comments(6)

よかったぁ~無事に発芽

9月12日に蒔いたアジサイの種たちが発芽し始めました。
毎日、毎日…ポットを覗き込んではため息をついていたんですが
昨日から急に来ました。↓これは今日の夕方の写真。
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昨日はポツリ…ぐらいでしたが今日はドドッと発芽しています。
急に来るもになんですね(笑)発芽まで2週間かかりませんでした。
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ちょっとほっとしました。9月蒔きなら安心みたいですね。
別の交配も種まきの準備に入ります。
来年は種に余裕があればも一度7月末に蒔いてみて、
こんどは玄関とかの涼しい場所で発芽を実験してみます。

******

今日は家族とホームセンターに出かけ、中にあるラーメン屋さんで食事したら、
なんと隣のゲームセンターのコイン30枚をいただきました(^_^)v
みんなが買い物の間、大地はコイン落としで暇つぶし(笑)
そしたらね…けっこう続くんですよ♪
30分ぐらいして家族が帰ってきたので、さあぁ帰ろうと残りのコインをドンとつぎ込んだら
なんとボーナス200枚が大当たり(^_^)v
嬉しい悲鳴。
余計に帰れなくなってしまったのでした。
今年の運はこれで全部使い果たしてしまったかも(笑)

てっきり帰ると思いきやかーちゃんと子大地2はファンシーショップへ(^_^;)
何も期待せずに園芸コーナーをぶらぶらしてたら、
季節外れのコリウス発見。でも…??
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でも…よーくみたらアジサイでした???
えええー、なんじゃこの模様は!
まるでコリウス級の葉芸…もう衝動買いです。
斑入り交配ってやってみようかな…
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でもラベルの写真は葉がヨレヨレ~
将来がちょっと心配ですが(^_^;)
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by nanami7kuri | 2009-09-22 19:06 | あじさいの交配 | Comments(6)

脱がすぞ!

先日、うちのかみさんが昼寝したまま夜になり(笑)
急遽 外食することに決定♪ ラッキー(^^)
近所のチャーハンの美味しいお店にGo~
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神奈川県のラーメン屋さんのチェーン店である「くるまや」さんです。
でも、店によってメニューが違うのです。
このお店は中華の定食があるんです。
大地はいつも中華丼♪ これがめちゃ美味しい~
香ばしい絶品の味♪  この香ばしさは上手く説明できません
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かみさんと、子大地1号はチャーハンです。
これもめちゃめちゃ美味しい~
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子大地2号は塩バタラーメン!
ごちそうさまでした。また少し太ってしまったかも(^_^;)
チャーハンって家ではあの味が出せないよね~

*******

大地の家では早期発芽を行うと必ず起こる弊害が…殻付きの発芽(^_^;)
殻が脱げないまま地上部に芽が出てきてしまう事が多いのです。
地上部に出てしまうと殻が乾いて固くなりよけいに脱げません(笑)
赤玉1cmの覆土では軽いのか?
3か月の土中生活では殻が十分ふやけないのか?
とにかく脱がさないと生育に重大な支障をきたしてしまいます。
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大地の脱がし道具はこれです。
スポイトで殻に水をかけて柔らかくします。1分ぐらいで十分柔らかくなります。
超極細ピンセットを、うなじから殻と葉の間に先端を1mm程度挿入し強く握れば
少しづつ殻を切る事ができます。
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そんなことを毎日、毎日繰り返しているのでだいぶ上達しました!
殻脱がし競争があったら入賞間違いなしです(笑)あほだぁ~
今年脱がした殻の残骸もだいぶ増えました。
たまに失敗もあります(笑) 双葉が一枚になりました(^_^;)
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去年に比べ発芽が非常に調子悪い庫内です。
発芽遅れ、発芽バラつき…
来季は初心に戻り「速さよりも均一化!」を重視します(-_-;)
双葉がまばらなのに無駄に明るい庫内です。
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by nanami7kuri | 2009-09-21 22:15 | クリスマスローズの交配 | Comments(11)

プラグ苗の外出し

涼しい今年は、庭の彼岸花も満開です。
良く見れば白い花も咲いている!
もしかして突然変異か?と思ったら…父が植えたそうです(笑)
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大地は彼岸花を、早期発芽の苗を外に出すバロメータにしているので
そろそろ外に出すことにしました。
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双葉が濃い緑になっているので安全圏かな…
でも少しずつ外気に慣らさないと枯らすかもしれない(^_^;)
まずは明るい日陰で数日様子をみます。
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コスモ石油が最近CMでALAちゃんを宣伝してるね♪
室内でトマトを育てているシーンが流れています。
葉緑素を増やして光合成を活発にするらしいぞ。
真冬の室内育苗にいいかな?

2008年度早期発芽苗の植替えも行いました
昨日60ぐらい(笑)…
今日40ぐらい(泣)…
明日は親株の手入れ…クリロ地獄です(^_^;)
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これは559×803の葉ピコ苗。
今年は根腐れ防止のために6月末に植替えを行いました。
水の貯まりやすい鉢底と、根の距離をあけるためです。
排水性と通気性確保の為スリットポットも使用しました。
おかげで根腐れはほとんどありません。

でも…、夏場の2.5か月。地上部は立派でも、根は育っていない子も(^_^;)
これは良い方…関東平野の夏は手ごわいのです。
咲くかな?咲いてください(^^)13.5cmロングに植替えました。
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たぶん開花までこのまま行きます。
トレーに入れると葉が重なり光合成が不利になるかもしれないので
一列に並べました。
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今年の土は、鹿沼多め、ココチップ多めにしてみました。
目的は「腰に優しい軽量化」です(笑)
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by nanami7kuri | 2009-09-20 23:51 | クリスマスローズの交配 | Comments(6)

今年の早期発芽は調子悪い

ついに5連休♪ シルバーウィークだぁ~
最近は昼電照で15℃、夜消灯で8℃で育てています。
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この方が発芽が調子良い手ごたえを感じています。
原因は何だろう?
①暗い方が発芽に有利?
②温度低い方が発芽に有利?
③昼夜の温度差が発芽に有利?
このうちのどれかだろうと思います。

デロリアンの中では霜が凄い(^_^;)3日でこうなります。
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今期の早期発芽は非常に調子が悪いです。
2007年より良いけど、2008年よりも悪い。
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発芽もまだ全体の半分程度だし、発芽もばらついている。
遅れるだけならまだ良いのですが…
土が全く盛り上がってこないものもある(^_^;)土をほじくってみたところ
発根できていない種もありました。ガーン!
発芽不良は900番台以降に多い、デロリアン庫内の位置か?
900以降はみな下段だったけど温度ムラはありません。
さらに、症状を観察すると
例えば母が700番台でも父に900番以降の花粉を使った交配も調子悪い傾向を感じます。
ってことは、高温不足が原因である可能性が高いです。
またか…
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そういえば去年も同じ問題を抱えていた記憶があります(笑)
今期の改良方法として採取後全ての種を暖かい屋根裏で保管してきましたが
それだけでは不十分だったようです。

来年への対策を考えるよりもまず未発根の救命が先決です。
なんとか今から通常発芽のタイミングに間に合わないか?
1月中旬に発芽させるとして、低温に3ヶ月必要とするなら
今からなら10月中旬までの1ヶ月の間、再高温処理が可能だ!
まだいける!!なんとかなるかも。

ただし、すでに9月も終盤で涼しい気候になってしまっています。
温度が足りない…
なので大人のオモチャを買ってしまいました。
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冷温庫 ㈱マサオ製 MSO-R625 市場価格は約1万円
周囲温度が暖かくても涼しくても庫内は一定温度に保つよう動作します。
冷蔵庫のデロリアンと違ってそこが便利。

昨晩いざ再高温処理すべく、投入予定ポットを全数チェックすることにしました
すると、なんとか発根が始まっている…945セルフ
でも、これはまだ良い方です
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同じポット内には、なんと未発根もあるのです。ばらつきが大きいようです。
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もっとも調子悪いのは977×643
な…なんと発根が始まった程度(^_^;)もちろん未発根もある(笑)
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これじゃ中途半端で再高温処理できないジャン(笑)
かくしてマサオくんデビューはお預けに…

この977×643は約2週間遅れで低温処理を開始したポットがあるので
比較するためにほじってみました。すると太い根が出ている…あれれ
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そうなんです、
高温処理期間を長く経た種のほうが、後の低温処理中の生育が良いのです。
低温処理の開始が遅いのに、追い越してしまう。
高温処理がいかに重要であるか再び思い知らされたのでした(^_^;)

来年の対策はどうする…
①高温処理を2週間伸ばす?いまのタイミングがベストなんだけどなぁ…
②高温処理にマサオを使う?選択が間に合わない、全部入れるの?リスクが高い??
③ホルモン処理。ジベとか、エチとか?選択が間に合わない、全種に処理は施せない。
 低温からでよいのか?胚が未熟でも効くのか??

この3つあたりでしょうか。③はまだまだ先の取り組みにしよう。

発芽不良を経験して思うのは
発芽の良好な種に処理タイミングを合わせるのではなく、
発芽の不得意な種に処理タイミングを合わせる事を優先しよう。
十分すぎると思うけど①と②の合わせ技が今ところ最良なのだと思う。

2010年早期発芽へのフィードバック事項
①高温処理にマサオくんを使用する。28℃設定。
②低温処理開始は7月中旬とする。
③発芽が開始されたら昼電照15℃、夜消灯8℃とする。


生育の良い子はそろそろデロリアンから外に出そうと思います。
SWは2008年度早期発芽苗の植替えも頑張らなきゃ♪
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by nanami7kuri | 2009-09-18 22:42 | クリスマスローズの交配 | Comments(20)

Fの定義

土曜日は雨がけっこう振りましたね、久しぶりのゲリラ豪雨でした。
ひまだったのでF1とかF2とかの定義を調べていたのですが…
立場や職業によって定義が大きく異なるようです。
大地はアマチュアなので定義なんて重要ではないのですが
調べているうちにいろいろと勉強になりました。

遺伝学者と、種苗会社と(クリロ種会社は除く)、と僕らアマチュアでは
意味の深さが違うみたい。
特に種苗会社意味するF1には深い深い意味があるようです。
ネットを見ていてもどの見地から書かれたものかよく分からない(笑)
最近は遺伝やら定義やらややこしい話題ですみませーん(^_^;)

FとはFilialの略語で、F1は「第一世代」という意味。
異なる親をかけ合わせて作った雑種の一世代目のこと。
F1の子はF2「第二世代」です。
ここまではなんとなく知っていた(^_^;)ここまでが大地の理解です(笑)

遺伝学では少しややこしい
一番最初にセルフ交配したのなら、
それは交雑ではないのでF1とは呼ばないらしいです。
異なる親同士を掛け合わせた第一世代の雑種をF1と呼ぶ。
しかし、F1のセルフ交配や、F1兄弟同士の交雑はF2というらしい。
ややこしいですね~
例えば大地の家にA,B,C,Dの4つの花があって
A×Bの子はF1(AB)です
C×Dの子もF1(CD)です
でもF1(AB)とF1(CD)をクロス交配させて生まれた子はF2とは言わないことになります(笑)
F1(AB)とDを交配させて生まれた子もF2とは呼びません。
クロス交配が好きな大地の庭には、厳密に言うとF2はほとんど無いことになる。
643のセルフがなんとかF2と呼べる程度ですかね(笑)

種苗会社のF1の意味はもっと深い。
野菜とか草花とか種苗会社のF1は非常に安定している。
パンジーとかは非常に花色がそろっているし、
イネなども穂が熟す時期、背丈、耐病性などがそろっているため収穫量が良い。
なぜ種苗会社のF1は非常に安定しているかというと、
①異なる形質の親同士を交配し、F1は優性形質だけが現れ劣性形質は潜在するという
メンデルの法則を利用して、着目形質が都合よくの優勢遺伝し発現するように工夫している。
②遺伝的に遠い組合せで交配して、両親より丈夫な子が生まれる雑種強勢を利用している。
らしいです。
これはF1では①のおかげで安定していますが、F2ではメンデルの分離の法則が働いて
安定した形質の子が生まれない。
例えばイネのF2は性質が安定せず収穫量が減ってしまうそうです(^_^;)

F1で優勢形質が遺伝するのはクリスマスローズだって同じことなのに、
この花のガーデンハイブリッドはほとんど安定していない(^_^;)
でもどうしてパンジーやイネのF1は安定しているのだろう?
またまた疑問が湧いてきます。

もう少し調べてみました。
ここからが種苗会社のF1の凄いところ!
彼らの理想的F1は着目する形質が優勢ホモAA×劣勢ホモaaの交配から作り出すところだ!
生まれ来るF1にはAAやaaが生まれない、全てAaで非常に安定している。
コピーをしようとF1をセルフ交配しても、
生まれ来るF2は、AA:Aa:aa=1:2:1でバラつき安定した生産ができないのです。
種苗会社のF1はとても均一な品質の製品が生まれ、コピーさせない。
だから毎年F1を買ってもらえる♪
種苗会社のF1は凄いのです(^_^;)

にわか仕込みの知識なのでどこまで精度のある情報だか解りませんが…
遺伝の仕組みは深いのですね。

****

話は戻って…
大地のBlogでの表現はF1でもF2でも、もうどうでもいいや~(笑)
僕ら的には意味は通じる。
大地は次から次へと新しい血をクロスしてゆくので
「第*世代交配」の表現ほうがシックリくるかもしれません(^_^;)
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by nanami7kuri | 2009-09-14 22:52 | クリスマスローズの交配 | Comments(8)

アジサイの種蒔き2

朝晩は寒いと思えるほど涼しくなりましたね。
そこでアジサイの種まきリベンジを行いました。

アジサイの種はいつまいたら良いのか?
実はこれがわかっていないのです(笑)
なので早蒔き実験をしています。

前回7/25日に蒔いた種はすべて発芽できませんでした。
目視によると種が腐ってしまったようでした。
クリロ部屋に置いておいたのがいけなかったのかも。
最高温度は35℃になってたし…(^_^;)

去年は8/31に蒔いて9/12に発芽に成功した。
今回9/12に蒔いて発芽に成功するなら、9月なら十分と言えるのですが…

前回と同じ母「ダンスパーティ」×父「夏まつり」の種を使います。
採種後、3日間乾燥させました。
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種は小さいですよー。0.5mmほどのサイズです。
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いつもの通り底面給水で発芽を待ちます。
前回の発芽失敗用土の上にそのまま蒔きました(笑)
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今回は涼しい階段の窓辺に置いて発芽を待ちます。
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by nanami7kuri | 2009-09-13 16:27 | あじさいの交配 | Comments(4)

ダブルの遺伝

アジサイの種蒔き実験もしなきゃ!
クレマの種も蒔かなきゃ!
いそがしいね(笑)

もしも、花の神様がいて、おぼし召しがあったとしても…
その通りに行動するかどうかは、一度考えてから自分の判断で決めます!

植物の栽培では柔軟性が必要だよ。
品種、土、鉢、日当たり、風通し、水やり、肥料etc…
要素は多様で、各自の栽培環境はそれぞれ異なります。
だから、より良い方法を見つけ出すには
本や他人の情報通りのままではダメだ。
でも発想を変えると、それを見つけ出すのが楽しみになってくる。

そして経験が大事だ。たとえ失敗したとしても
これは我が家に向いていないとか、
ここまでやりすぎたらダメだったとか、
失敗談は実は大切なんだよね。
だから、そんなもんまでblogに書いちゃおうと思うのでした。
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7クリ実験隊のホームページに
2007年度早期発芽実験と2008年度早期発芽実験(工事中)をupしました。

近所の自動販売機に個性的な飲み物が(^^)まだ買ってないけどさ…(笑)
いつか飲んでみたいです。みんな同じ味なのかな?

***早期発芽****

ようやく10種類ぐらいが発芽してきました。
24時間電照をしていると庫内の温度が上がりすぎる。
14℃以下に出来ない(笑)あははは
発芽していないポットもまだまだ多いので、夜の温度だけでも下げたい。
そこで夜は消灯で約9℃。昼は点灯で約16℃にしたところ
気のせいか?その方が芽の上がりが良いような…??
自信はないけど…
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***ダブルの遺伝~量的形質の遺伝***

こないだ紹介した本「遺伝のしくみ」新星出版社の内容をまた紹介します。
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この本のp26には質的形質と量的形質の説明がある。
遺伝の形質には、質的形質と量的形質に大きく分けることができるらしい

①質的形質
質的形質は1つの遺伝子で決まるもので、はっきりと区別できる形質になる。
ヒトの血液型とか、メンデルの実験で着目した形質がそうだ。
中間型が無いのが特徴です!
これに対し、

②量的形質
量的形質は複数の遺伝子と環境で決まるもので、連続的に変異する形質になる。
複数の遺伝子が関与するので解析がむずかしい。
個体をとりまく環境の影響を受けやすく、連続的な中間型が発生する。

ここでクリロのダブルはどうなのか?
セミダブルは中間型だよね…
さらにセミダブルとダブルの中間のLSDも存在する。
栄養や体力の差でDD~SD~SSまで変化する株もあるほどだ(^^;)
中間型が発生するなら前記した①②の説明からすると量的形質だ。
「ダブルの遺伝子は1つの遺伝子で決まるものではない」と考えた方が良さそうだ。
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そしてこの本のp122には花の形を決める3つの遺伝子の説明が紹介されている。
それぞれの遺伝子にA,B,Cと名前を付けてABCモデルと言うらしい。
この3つの遺伝子のうち、
Aのみが作用すると「ガク」になり
AとBが同時に作用すると「花弁」になり
BとCが同時に作用すると「雄しべ」になり
Cのみが作用すると「雌しべ」になるという説明です。
これは分子レベルでも証明されているらしい。
この説明が正しいとすると、確かにダブルの形質を決定する遺伝子は1つではない。

ここまでの情報からするとダブルの遺伝には
最低でも2種類の遺伝子が関与していることになります。
そうなるとダブルと言う形質の遺伝は簡単にメンデルの法則通りには働かない事になり
僕らの経験とも一致する。

***追記****
しかし、ABCモデルのAとBの2遺伝子だけでクリロのDD/SSが決まるなら
中間のSDを上手く説明できない気がする。
影響を与えるまだ別の遺伝子が存在する気がするのです…
*********



ABCモデルはクリスマスローズではどのように働いているのだろう?
ダブルの場合、ガクにもAとB、花弁にもAとBが働いているんだろうね!

シングルはどうなのさ…ガクにはAとBだけど
花弁はどうなっているのだろう?考えられるのは…
①Aのみ
②Bのみ
③A+B+C
の3タイプが考えられる。
SSで①の場合はBがガクと雄しべに飛んで作用する事になるので考えにくいかも。
②か③なのかなぁ~。③は3種類重なってるけど…あるのかな~?。

ヒデコートダブルはどうなってんだ??
眠れなくなりそうです(笑)

きっと花色については、もっともっと多くの遺伝子が複雑に関与していると思われ
量的形質の代表みたいなものなんだろう。
絵具のように混ざるとか、たまに予想外の色が咲くとか、そうなるんだね♪

…と、この本のおかげでまた少し謎が解けた気がします。
しかし、簡単に信じてはいけませんよ(笑)誤っているかもしれません。
あくまでもこれは机上の知識にしかすぎません
経験が大事です。


これをコントロールするところが腕の見せ所であり…、信頼でもある。
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by nanami7kuri | 2009-09-09 22:50 | クリスマスローズの交配 | Comments(6)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


by 大地
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