七海のクリスマスローズBlog

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クレマチスの早期発芽~発根がピーク

クリスマスローズでは重たい話題の最中に、クレマの投稿ですみません。
何か大きな事件が起きるのか?
そんなことありません。皆さんに心配をおかけして申し訳ありません(^^;)
クリスマスローズは未だ蕾ですが、異常な我が家ではクレマが伸び盛りで
3日もすると記事が古くなってしまうのです。

現在クレマチスの発根がピークを迎えています。
交配を始めた初年度だけ普通蒔きしたのですが、
その翌年から全部の種を早期発芽試験に仕掛けてしまっているので
通常に比べて早期発芽処理の効果がどれほどあるのか?
実は…実感できていません(^^;)でもこれ、きっと早く発根してるよね。

クレマの発根は急に来ます。ただいま20℃で加温中です。
以下はみな2011年春の交配の種です。
これはマズリー x 美佐世
美佐世にはプレジデントの血が流れているので青ピコになることを期待。
なるべく片親にはダブルを使用して将来の花形のバリエーション増に努めます。
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完全にもやしのように伸びてしまいました。もっと早く植え替えるべきでした。
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既に縦に植え付けるのが困難なので…、
もういいや(^^;)横置きで植え付け。(数の少ないものだけ縦植えしてます)
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全部が発根しているのかというと、ありますね~未発根。
クリスマスローズの早期発芽同様にロスはあるようです。
この後、発根するのか様子も見ましょう。
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↓こちらは大本命のベルオブウオーキング x ビルドリオン
将来、高コントラスト赤ピコ八重作出を目指す交配の一つ。
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たくさん発芽してくれました。
どんな花が?どんなバリエーションで?何の遺伝子が優勢で?まだまだ先が長い。
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**********
あっ! ここまで蒔いたところで後戻りします。
種の採種時期で発根タイミングに優劣が出たか???確認します。
本来同じ交配で採種日の差を見たいのですが良いサンプルがなくて
歯切れの悪い考察ですが…

↓これはベルオブウオーキング系の種。みな8月初旬の採種です。
左から発根が良い順です。
最も良いのはベルオブウオーキング x ウエスタプラッテ
未発根なのはベルオブウオーキング x フォンドメモリーズ
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↓これはマズリー系の種。みな9月初旬の採種です。
左から発根が良い順です。
最も良いのはマズリー x 美佐世
やや発根なのはマズリー x ベルオブウオーキング
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↓これは美佐世系の種。みな8月の採種です。
左から発根が良い順です。
最も良いのは 美佐世セルフ
やや発根なのは美佐世 x ウエスタプラッテ
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8月採種も9月採種も良好に発根と、まだ未発根に分かれました。
どちらかというと父親で違うようにも見える。
上から5枚目の画像ベルオブウオーキング x ビルドリオンは10月採種。
このことから
採種時期が8月でも10月でも大きく差がないように思えます。
クレマの発根は急に来るので現状未発根の種がこの先どうなるか
見届けたいと思います。
とりあえずは現在の温度処理の方法で良しとしましょう。
今後も最適化を模索してゆきます。

父親で発根が異なるとの見方をすると。
んんんーなんとなく美佐世がらみの交配が早そうに感じるのですが
比較サンプルが不十分です。
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急に伸びてしまう根の困るところは植え付けです。
2、3cmも伸びてしまうと用土に刺すような植え付けもできず、
垂直に植えるのは困難になってしまいます。
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てっとり早くは根を横にして植え付けですが、
ひ弱なクレマチスの発芽シーンを見てきた私にとっては
弊害が出るのではないかと心配です。
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という事でどんな差が出るのか試験をすることにしました。
同じ種を縦植えと横植えで比較してみます。
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用土に刺すにはやはり1cmぐらいの根の長さの時が簡単でした。
でも、1cmに揃えて発根させるのは無理だろう(笑)
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とりあえず24ポットに巻きました。
1ポットあたり10本以上が植えてあるので将来が怖い(^^;)
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前回の蕾っぽいものは、みんな蕾になってくれました。
クレマは長日処理すると発芽から1年で開花できる場合があることが解りました。

そして新たな蕾候補を3個発見。
ちょっと写真では解りにくいと思いますが、成長時の節間が急に変わるので
コツをつかむと判別可能です。
2010年12月30日に発根していたフォンドメモリーズ x キリテカナワ交配の蕾。
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↓こちらはフォンドメモリーズ x 美佐世交配の蕾
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↓こちらはフォンドメモリーズ x ダニエルディロンダ
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振り返るとここまでの全6蕾はみんな母親がフォンドメモリーズである。
確かに2010年の交配もフォンドメモリーズを多用しているので、たまたまか?
それともフォンドメモリーズにはそんな性質があるのか?

この記事は2日前から書き始めたのですが、今夜チェックすると更に新しい蕾候補を発見。
ちょっとだけではなく沢山の新蕾候補が見られます。
室内栽培ではひ弱で花形も花色も本来の姿を引き出せないだろうけど
それでも嬉しいです。

未知なる部分に挑戦するのはとても楽しい。
クリスマスローズの栽培技術を全力でクレマチスにフィードバックさせます。
なぜ、クレマチスの育種試験の内容を公開するのか?
それは花を創り出す喜びと感動を皆さんの手で体験してほしいからです。
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by nanami7kuri | 2012-01-23 23:34 | クレマチスの交配 | Comments(0)

7クリ実験隊の解散について

すみません、誰にも相談せずに書きました。
設立以来いろいろとクリスマスローズに関するディスカッション・情報交換を
行ってまいりました実験隊ですが3月31日をもって解散しようと考えています。

その昔は、クリロの謎や都市伝説が本当か?育苗の最適化などなど
いろいろと活動も盛んでしたが、最近は共有ネタもなく隊としての存在意味も
無くしていると感じています。ぼちぼち役割も終えたかな…
いままでフォローもせず、呼びかけもせず、取り纏めも行わず
放置主義の大地の至らなさと感じています。

このまま中途半端なのもいけないと思い、2012年3月31日をもって
いったん解散しようと思います。
実験隊のみなさん、いつも見に来てくれる皆さん、長い間ありがとうございました。
実験隊を通じて楽しく勉強させていただいてきました。感謝しています。

4月1日からこのBlogはどうなるのかというと…
いつもと何も変わりません。
想いのままに、花に対する夢と現実をつづっていきます。
公共的に広場のように、交差点のように、秋葉原のような感じで(^^;)

最近いろいろな花の交配に浮気をしている私が言うのも変ですが
クリスマスローズへの情熱は誰にも負けないつもりです!
花にかかわらず、新しいものを創造するのが私の喜びであり、本質なようです。
昨年は日本にいろいろなことが起こりました、私も歳をとってきました、
いつまで無事に健康に花を愛でる事が出来るか解りません。
なので、
現状維持ではなく、前向きに楽観的に創造的に情熱を注ぎこんで
短い人生を攻めて行きたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

***************

さて!
今日も雨。 久しぶりの雨で嬉しいのですが、何も週末に降らなくとも(-_-;)
そんな時は室内ガーデニングの植替えで気持ちを切り替えます。
その前に雨でも撮影だけはしておかないと。こないだの蕾たちは…
背中はアメリカンチェリーレッドでも正面の鮮やかさが不足。
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この蕾も開花につれて内弁に艶が出てきたところまでは良かったのですが
べインがちょっとべインがくどいかも。
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開花につれ黄色みが増してきましたが、なぜか緑色も増してきた??
ライムイエローという事にしましょう。この後、中弁も濃くなるのか。
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ちょっとくどくなりすぎてしまったべイン花。
中心が艶フラッシュになる。その中に再び緑のフラッシュが入る。
同じ模様の連続でも艶の切り替えがあると印象が変われるようだ。
しかし形が暴れてしまった。
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ピコティの気になる蕾。糸ピコとはちょっと異なる、絞りではないピコティ。
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ピコティ交配なのになぜか緑の妙な蕾。
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斑バラーディアになれなかった苗。温度衝撃で葉が少し霜げてしまった(^^;)
オリエンタリス系の苗に比べ根はどうなのか?
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いまいちでした(^^;)これで来年咲くのかな~
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明日も雨らしい(笑)なにも週末に降らなくても。
外の作業が無理ならば、クレマの植替えとマサオ冷温庫の改造するかな!
クレマの蕾のような芽?あれはやっぱり蕾でした(^^)
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by nanami7kuri | 2012-01-22 02:52 | クリスマスローズの交配 | Comments(16)

2010年交配の実生クレマチス苗に蕾?

先日、実生クレマチスにまだ蕾が無いと書きましたが、
よく観察したら…、蕾らしきものを発見しました!

中苗トレーはジャングルのようにこんがらがっておりますが、
左下に蕾らしきものが! 通常より膨らんだ芽を発見。
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もうこれは蕾だよね?
人生初の実生クレマチスに蕾が付きました。きっと付いた(笑)
発芽から約1年で蕾が付いたことになります。
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蔓をたどってタグを見ると2010交配の
フォンドメモリーズ x 美佐世
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*******************
もう一つ、怪しい芽を発見。
まだ小さいので蕾かどうか微妙ですが、いつもと節間がちがう。
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蔓をたどってタグを見ると2010交配の
フォンドメモリーズ x レッドスター
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*******************
もう一つ、怪しい芽を発見。
まだ小さいので蕾かどうか微妙ですが、こちらもいつもと節間がちがう。
そして微妙に太い。
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蔓をたどってタグを見ると2010交配の
フォンドメモリーズ x キリテカナワ  。ややうどん粉病です。 
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以上の3株は、ポットは小さいのです7.5cmロングポットの苗です。
大きなポットの大きな株が早く蕾を付けるとは限らないようです。

現在、クリロラボで24時間光合成をさせているので
もしかすると長日処理に働いて花芽が来たのかもしれない。

早く蕾を付けた株は、もしかすると矮性種なのかもしれない。
私は壁面を彩るクレマチスを目指しているので目的外かもしれないです。
でも、それはそれで育種に応用します。

これらが蕾だと良いのですが(^^)
もし、そうだとしたら交配サイクルを早く回せる。
第二世代、第三世代の結果がすぐ見れる。
今年は早期発芽によって春の発芽率が高いはずで、
さらに落葉回避を行うのでもっと蕾発生率が高いはず!
このサイクルをもっと最適化するべく頑張ります。
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by nanami7kuri | 2012-01-15 23:12 | クレマチスの交配 | Comments(0)

クレマチス種の温度処理 発根がちらほら…

クレマチスの種の発芽を早めるべく適当に温度処理を行っているのですが
効果は未だよく解りません。
情報によるとあまり効果は無いとのこと…
でも、急に発根が始まりました。
現在の冷温庫の温度設定は20℃。
(マサオ2号は内蔵FANが無いので、22℃設定で内部20℃)
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クレマの種は夏期に採種されるので胚乳の高温処理が済んでいると仮定して
夏の採取とともにそのまま約10℃の冷蔵庫に投入しました。
ホルモン処理はしていません。パーライトで湿潤保存です。
11/14から28℃の高温処理に移行、
12/31から15℃にしてみました。すぐにちょっと寒すぎるのでは?と思い
1/5から20℃に変更しました。この1/5では発根ゼロでしたが、
1/12にはちらほらと発根が開始してきました。急に来ました(^^)
そして
1/14日現在、次の種が発根開始になっています。
クレマの発根は急に始まり、たったの数日で一気に伸びる。
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(発根交配)
ベルオブウオーキング x ビルドリオン
マズリー x 美佐世
ウエスタプラッテ x ベルオブウオーキング 
美佐世 x レッドスター
ベルオブウオーキング x ウエスタプラッテ
ダニエルディロンダ x ウエスタプラッテ
マズリー x 美佐世
キリテカナワ x 天塩
美佐世 x ビルドリオン
美佐世セルフ
キリテナカワセルフ

特に、ベルオブウオーキング x ウエスタプラッテの発根は凄い
一週間程度で一気にここまで発根する。
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別の見方をすると発根が均一になったとも言える。
クレマの種は1年後の秋に発芽するようにプログラムされているのだろうか?

2011年交配全種類のまだ1/3程度の発根なので引き続き様子を見ます。
最終的に発芽が早められる、発芽が揃う、が目的なので
まだまだ何が起こるかわかりません。
このまま4月程度で発芽が揃えることが出来たなら、
ベランダ出しのリレーが上手くつながり栽培効率が良いです。
冷温庫マサオは2台では足りないかもしれない(^^;)

マサオ1号では2010年交配の最終発芽苗を25℃で育苗中
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フォンドメモリーズ x 美佐世の交配苗が楽しみです。
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1個体だけ2011年交配の苗があります。美佐世 x ダニエルディロンダ。
本葉が大きくなってきました。
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2010年交配の幼苗は紅葉しながらも、なんとか落葉せずに順調に生育中。
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2010年交配の中苗はもう絡まってしまって管理不能(笑)
最初は毎日解いたり、巻きなおしたりしていましたが…
もう諦めました(^^;)
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蕾はまだ確認できません。

話は戻って、
クレマチス種の温度処理による早期発芽は実用になるかもしれない
期待が見えてきました。
春発芽の確率を高めることが出来れば、もちろん育苗アドバンテージだろうし
冬は室内に取り込むことで紅葉せずに冬を越せるかもしれない。
結果的に開花(結果)を早く見れるかもしれません。
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by nanami7kuri | 2012-01-15 01:08 | クレマチスの交配 | Comments(0)

ベクトル

「地味な花だ」なんて言われないように改良してるつもりなのですが
まだまだパンジーに負けている…
いつの日かシングルの良さに、原点に戻る日が来るが
今はダブル中心の改良に取り組んでいます。

庭ではボチボチ開花開始。
706DDピコフラッシュ x 877DDフラッシュの交配。
(706(182x261))x(877(245x467))
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いい感じにフラッシュが走りました。が…
外弁が暴れた(^^;)父親には使用しないかもしれない。でも首短です。
c0025140_2035189.jpg

昔の事を覚えてる?
ベティラニカーに仰天した。インソムニアの丸さにあこがれた。
絞り系ピコで鮮やかさが加わり、糸ピコで清楚な芸が出てきた。
しかし絞りの芸には進化に限界がある。
そして我が家のピコティの転機は261DDバイカラーフラッシュと467LSDピコべイン
によってもたらされ一気に花色が加速した。
スポットとブロッチの関係のように中途半端は嫌われる。
べインは下手をするとくどくなるが、フラッシュは清々しい。

昨年から派生的に発現する個性が背面が艶々グロスの花。
背面アメリカンチェリーレッドグロスの花。正面はべイン。
806DDピコカップx945DDピコフラッシュ
806x(945(261x467))
c0025140_20352911.jpg

今思い返せば945の姉妹である261x467交配は
ブラピxアンジーのような組み合わせだったのかもしれない。
当時はそんな遺伝子が隠れていることは想いもしなかった。

この蕾もブラピとアンジーの血が流れている気になる蕾。
774SDべインべインx900DDバイカラーべイン
774x(900(467x261))
c0025140_20353770.jpg

覗き込んだ感じでは個性のある模様になりそうな個体。
早く開いてください。

まるで造花のような、クリスマスローズらしからぬ赤のバイカラー
セミグロスの赤が刺激的。
花色がアルマイトレッドに似ている。
958DDバイカラーべイン x 945DDピコフラッシュ
958x(945(261x467))
c0025140_20354627.jpg

ただし花弁が大暴れ(笑)交配には使わないかも。
形を整えるのが今後の課題ですね。
この赤の発色はりんご系の紅葉とは異なる。光が無なくとも赤くなる。

丸弁を目指したが、丸く成りきれなかった
972DDべインべイン丸カップ x 945DDピコフラッシュ
(972(187x467))x(945(261x467))
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6年後の花の進化を考えるとき、この花からでは限界がある。
何かが違う個性が欲しい。振り返ると大地の庭は3年前から進化がないです。
まだまだパンジーにかなわない、まだまだシクラメンに負けている(^^;)
この後も鮮やかな花色を追及したいです。やはりSSから始めないとだめだ。
えっ!この色がクリスマスローズ??と思える花色を目標に、
まだまだ攻める余地があるはずだ。
アメリカンチェリーレッドから蛍光マゼンダまで、そんな花色が欲しい。

しかし原点は、形が大切だ。
花色と形を両立させるにはまだまだ時間がかかりそうです。
また、私は横向きよりも斜め45度ぐらいの花が好きです。
だったら背中の美しさも追及すべきだと思う。

977DDワインレッドバイカラー x 643DDグレープバイカラー
977(648(120x217)×643)x643(205xDDBASH)
丸く修正されていることを願います、勝負は内弁の丸さだ。
グロスのルーツをたどると9年前の交配120SS艶レッドバイカラーにたどり着く
c0025140_21351999.jpg


鮮やかな花が全てではない、清楚な花も必要だ。
単色ではなく芸が、色気が欲しい。
渋い花にはわびさびの世界がある。
黒はカッコいい。
PDの垂直株立ちは凛々しい。
鉢向き、庭向き、小輪、大輪、多弁、少弁、多花…
強い花。
どれもが大事な要素だけど、全部は難しい(^^;)急には難しい(^^;)
自分が好きな花を少しずつ目指せばそれでいいんだと思います。
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by nanami7kuri | 2012-01-14 21:33 | クリスマスローズの交配 | Comments(0)

クリスマスローズ早期発芽苗の根の確認

2011年度交配の早期発芽苗の根の成長具合を確認します。
例年に比べ遅いタイミングで育てているので
例年に比べ今季の苗は成長が遅いです。まだこの程度です。
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手前の生育が良さそうな苗の根を確認します。
クリスマスローズの苗はこまめに植え替えるほど、良く成長します。
手間と生育はシーソーバランスになっています。正直な植物ですね(笑)
開花直前の秋の植替えも花の充実に実はとっても大事です。
解っていながら場所がなくてね… 実行できていません(^^;)

とりあえず、葉が大きく展開しているこの苗の根はどんな状態でしょうか。
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あららら、意外にしょぼいです。
もう少しルーピングしている事を期待していました。
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地上部の葉の面積と、根の成長は必ずしも比例していません。
先に葉が成長する個体もあれば、先に根が成長する個体もあり、
人間同様にいろいろですね!
葉は小さいのに下の写真の株の根の方が良く伸びていました。
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これぐらいルーピングしている状態が大地的には植替え適期です。
なので我が家の植替えは、
ある日、全てを植え替えるのではなく
個体に合わせてボチボチ行われます。
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経験上、株元の太さが根の成長のバローメーターになります。
今回、生育がまだまだだったので10株だけ7.5cmロングに植替えました。
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庭では少しずつ蕾も緩みつつあります。
新顔のデュメHYBが少しづつ開花してきました。
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明日から仕事始めです。いつもの生活に戻ります。
仕事をやっつけなければ!
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by nanami7kuri | 2012-01-04 22:27 | クリスマスローズの交配 | Comments(6)

クレマチスの幼苗の紅葉

クレマチスの幼苗は寒さにあてると紅葉してきます。
初めは花色と関係があるのでは?と期待していたのですが
赤花交配苗、青花交配苗、淡色交配苗にかかわらず紅葉するので
今のところ花色とリンクしないと考えています。

不思議なのは、成熟した大苗や、庭の親株では寒さで紅葉することはありません
葉が赤くなることなく落葉します。
フロリダ系の大株は戸外の寒さで落葉することなく(1月現在)葉を残しています。
しかしながら幼苗はフロリダ系を含め紫に紅葉します。
なぜ幼苗だけが紅葉するのか現状不明です。
↓これは戸外のテッセン。全く紅葉の気配なし、緑で健康そのもの。
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↓中苗トレーの中の比較的小さい苗は紅葉してます
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↓幼苗トレーの苗さんたちは一部を除いて殆どが紅葉する。
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現在の心配は、
紅葉した幼苗は光合成が出来ているのか?にあります。
せっかくの電照やベランダへの出し入れが無駄なのかも…
ネットで紅葉のメカニズムを調べると一般には
寒さで光合成に欠かせないクロロフィル(緑色素)が生成できなくなり、
余剰な糖分がアントシアニンやフラボノイド(赤や紫色素)の合成を盛んにさせる。
当然クロロフィルが減少しているので光合成できないらしい。
そして生命維持に不必要となった葉は落葉させる。
うむむ…

しかしながら
・これら紅葉したクレマ幼苗は蔓を伸ばしてくるのです。成長して来るのです。
・クレマ幼苗の紅葉は真っ赤ではなく茶紫色です。
絵の具でいえば緑と赤を混ぜたような…
そこから来る私の仮説としては
アントシアニンが増えたけどクロロフィルも存在する! です。

↓最も濃い紫のフォンドメモリーズ x べノサバイオレシア
この後、落葉してしまうのかも。
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↓最も褐色のフォンドメモリーズ x キリテカナワ
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↓紅葉しない例外のフォンドメモリーズ x べノサバイオレシア
暖かさをキープした後に葉が展開したのか?
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期待を込めてさらにネットを調べると
シソやムラサキゴテンのような紫の葉にもクロロフィルは存在していて
光合成しているそうです。そんなちょっと明るい記事を目にしました。
クレマの紅葉した幼苗も光合成が出来ていると信じて栽培を続けてみます。
アントシアニンが増えると光合成の効率は低下している可能性が高いので
来年は更に、できるだけ寒さにあてないように早めに夜間室内取り込みを行って
緑を保つ工夫をします。

早朝、氷点下になる日は会社出勤前にクレマ幼苗をベランダに出すことが出来ません。
温度衝撃で葉が霜げて落葉してしまうからです。
昼はよく晴れているのにもったいない。
クリロを含めラボの電照をMAXにすると、クリロラボの温度は外気より13℃高いです。
日中、ラボはなんと23℃まで上昇します。

最後に残っている2010年交配の種&発芽したての苗は
冷温庫で22℃設定で24時間光合成させています。
ドアの内側は水滴が凄いです(^^;)
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2011年交配で唯一発芽している美佐世 x ダニエルディロンダは本葉展開中。
まだまだ葉の面積が少ないので成長もじれったいです。
大きな葉を得るまで24時間光合成の効果は発揮しにくいですね。
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そのほかの2011年交配種は28℃から→15℃設定に変更。秋にしました。
これらの種は夏の胚乳の高温処理が済んでいると仮定して
夏の採取とともにそのまま約10℃の冷蔵庫に投入しました。
11/14から28℃の高温処理に移行、12/31に15℃にしてみました。
温度処理の効果は未だよく解りません。情報によるとあまり効果は無いとのこと…
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2011年の種は上記の例外1個体を除きすべて未発根です。
来年は思い切って最初の低温処理を無くしてみようかと…
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急に枯れた苗もあります。紅葉の落葉か?
両親フロリダ系まので立ち枯れか?
いずれにしても幼苗時期の落葉は大きな成長の遅れとなるだろう。
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今季は花粉の保存にも挑戦します。先にクリロで試行することになるでしょう。
低温乾燥方法で行きます。小分けは粉薬用のカプセル。
乾燥の即効性は石灰がダントツなのですが、入手性を優先してシリカゲルにしました。
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これらのシリカゲルはいずれも¥100ショップで購入できました。
早咲き系と、遅咲き系のクロスを念頭に
最低でも1ヶ月、できれば2ヶ月の保存を期待する。
交配の組み合わせの自由度が高くなることを願います(^^)
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by nanami7kuri | 2012-01-01 01:59 | クレマチスの交配 | Comments(6)

できること…

いつもブログを見に来てくれる皆さん、ありがとうございます。
いよいよ冬本番、クリスマスローズの季節がやってきました。
2012年も交配に特化した内容で、
良くも悪くも私の直感で突っ走りまーす。

昨年は日本に大きな不幸が襲いかかりました
花をのんきに育てていていいのだろうか…
そう考えるころもありました。
しかし私には花を育てることぐらいしか取り柄がありません。
花で何かできないか…、花に何ができるか…、
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花には人の心をいやしてくれる力があります
開花を待つ希望、夢があります。
このBlogでできる事…
間接的ではありますが、微力ですが
夢や希望を持つことの大切さ、創る喜びを伝えられたらと思います。
花で日本を元気にしたいと思います。
直感を信じて多少暴走気味に行きますが
本年もお付き合いいただければと思います(^^)
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昨年を反省して、今年の目標を考えました。
あまり変わらないですね(^^;)
去年は行事が多すぎて十分に花に向き合えなかった事を反省し
基本方針は「頑張らない」です。
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あまり変わらない今年の目標!
①少々の事は笑い飛ばせ。
②まあいいかぁ~と言えるように努める。
③感謝の気持ちを忘れないように。
④相手の立場で考える。
⑤嫌われ者になる。
⑥頑張らない体力配分。
クリロ60:クレマ30:バラ5:アジサイ5
去年に比べてクレマの比重を大きくします。
それぞれの花で交配・育苗方法は全く異なるので
未知なることを経験することは刺激が沢山ありますよ。
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クリスマスローズの目標
①自分のセンスで突っ走る
②強さ、形、分化能力を優先する
③芸の追加。色気のある花。LSD、グロス、フラッシュ、リップ
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クレマチスの目標
①いろいろ試してみる、失敗は早めにする。
②観察する。記録を積み重ねる。
③花粉の保存方法の確立
④ピコティ交配
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バラの目標
①独自の方向性を探せ。
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アジサイの目標
①目的を絞り込む
②管理苗の数を減らせ!

バカな私は花のこととなると頑張ってしまうので
「頑張らない」ことを目標にしました。
私の人生も、いつ何が起きるかわかりません。
突然に花を育てられなくなるかもしれないし!
だから出来るときに全力でやる…ことにしています(^^)
でも…頑張り過ぎないようにしないと(笑)

ようやくホームページの2011年の大地の庭を作成中です。
でも正月休みの短期間では出来そうもない(笑)
このあと4月までクリスマスローズに120%の情熱を注ぎます!
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by nanami7kuri | 2012-01-01 00:09 | クリスマスローズの交配 | Comments(4)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


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