七海のクリスマスローズBlog

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cafe大地 ゾウの貯金箱

今年度の革細工を始めるにあたり
ここから始めると約束していたことがある。
それがこれ!
革細工のゾウの貯金箱。
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こいつは右の耳が無い。
革細工を始める時に、必ずおまえを初めに直してやるとゾウと約束していた。
革在庫の中から質感が合いそうなものを見つけたので、手始めに約束を果たす。
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左耳を型取って、失われている右耳を再生します。
取り付けはスリットに差し込むだけの構造にします
こんな感じか。
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丸みを付けて、クセを付けて、ビニールコーティングを施して・・・
右の耳が完成しました!
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こんな感じで気に入ってもらえるだろうか。
既存の左耳と重ねるとこんな感じ。
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さっそく付けてやろう。
どう?
違和感なく似合っている感じだよ。
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無事に治ってよかったね♪




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# by nanami7kuri | 2018-08-14 22:07 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその6(実運用)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は実際にコーヒーを挽いてみます。

なんなにギタギタだったミルはここまで復活しました。
約100年前のミルで挽くコーヒーはどんな味だろう・・・
きっと美味いにちがいない(笑)親バカ

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こんなに苦労して再生した品物なので、わが子のように可愛い。
いよいよコーヒー豆を投入。
ハンドルを回します!
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んん・・・重い。
ハンドルが回らない??
豆が一気に臼刃に噛みこむようです。

ハンドルを回せる程度まで臼刃を緩めて再始動。
(祝)初挽きです。 ようやく挽けました。
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だいぶ粗挽きですね(^^;)
そして一気に挽けてしまう??のです。
腕力が必要。 すこしずつガリガリと回す感じではない。

もう少し細かくしたいので2度挽きしてみます。
臼刃を密着に設定して、粗挽きを再度挽いてみました。
そうするとパウダー状になるまで仕上げられる。
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この中間ぐらいに挽きをセッティングしてゆこう。
構造が単純なのでネジさえ回れば、なんとかレストアできる。
古いものは材質が良く、頑丈な設計なので手をかけてやれば再生がしやすい気がする。


考察:
機能・性能は現役時代まで復活していると思う。
外国製の業務用のミルなので・・・
「ミルを机にガッチリ固定して、腕力のある人が、短時間でたくさん挽く」ことを前提に設計されているようです。
豆が一気に挽ける代わりに、腕力が必要な仕様のようです。

リビングで椅子に座りながら、日本人が手軽にのんびり挽くには
ちょっと工夫が必要なようです。
①初めから2度挽きを前提に使う。または
②臼刃の中へ一気に豆が流入しないように抑制する工夫

課題を残しつつも、実用にまでたどりついた。
いつもの豆ですが・・・
苦労した分、このミルで淹れるコーヒーは旨い気がする(笑)親バカ
自分でレストアしたので、充実した味わい(笑)親バカ2
いつまでも大切に使おうと思う。
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大きな力を加えなくとも
卓上で手軽にカリカリ挽けるように何らかの対策を考えてみますね。

ここまでおつき合いありがとうございました。
そろそろ腕時計のベルト作りに戻れそうです。




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# by nanami7kuri | 2018-08-13 21:53 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその5(試し組み立て)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は一通りの清掃が完了したので試し組み立てしてみます。

リビングの机の上で使用するには土台が必要です。
A0に似合う土台はいつか骨董市で巡り合うまで、ホームセンターの飾り板で代用しよう。
パインの集成材。ちょっと小さいのですが我慢我慢。

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ローパスバチックの黒と茶を混ぜて、さらに10倍に薄めて塗装しました。
いつもより黒を多めにして、

焼き入れをしたかのような炭色にしてみました

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ネジ類は実用とメンテナンスを重視して一新させることとしました。
(オリジナルのネジはそのまま保管します)
どうせなら、真鍮(黄銅)のネジにしたい。
どうせなら、袋ナットのネジにしたい
ネジの「トミモリ」というメーカーでばら売りしていました。
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さあ、
準備完了です、一気に組み立てましょう。
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ついに復活!
フランスのプジョー製 A0型コーヒーミル。
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茶色い塗装や、油汚れは無事に除去されました。
アンティークな雰囲気を保ちつつ。
シャフトやギヤもいい感じ。
ひとまずカラカラと回転します♪
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トレーはこだわってダークブルーグレーに塗装した。
ほどよくアンティークな趣きでいてくれる。
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トレーを開けると清潔なクリーム色になっている。
挽いた粉が強調されるようにクリーム色に。
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ドームの中の臼刃はどうなっているのか
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こんな感じの仕上がり。
意外と綺麗になってます。
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総じて、艶消し黒の再塗装はどうしようか?
このままの方がアンティークな気がして、塗装は中止にしました。
いつでも塗れるしね。
ここまで苦労したので達成感があります(^^)v
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あとは実用になるかどうか?
実家で試挽きしてみました。まずは大豆から。
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豆が入ると、ハンドルの回転にはかなりトルクが必要です。
テーブルの上で手軽に挽くには重すぎるかな・・・
とりあえず挽ける!
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うむむ、実用としての機能は確保できているようだ。
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いよいよ、実際にコーヒーを挽いてみよう。









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# by nanami7kuri | 2018-08-11 17:37 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその4(パーツ磨き)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回はパーツ磨き編です。

気分転換にトレーは塗装します。
趣味の革細工で使用している染料を使います。
ローパスバチックの黒と茶を混ぜて、さらに10倍に薄めて塗装する予定。

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つまみも外せました。
これは油と塗料でべたべたな状況。
このあと、ウエットティッシュのアルコール入りで磨くと復活できます。
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塗料が付かないようにエンブレムをパックします。
時計の修理でも使用したスキンケア用のパックです。
30分も乾燥させると、手で触れても大丈夫。
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楊枝の先っぽで塗つけます。
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今回、トレーのフロントパネルは
木目を再生させるほどの価値のある木材ではないので
素直にレトロな色彩で仕上げたい、ダークブルーグレーにしたかった!
ダイソーの塗料の青と黒を購入してブレンドしました。
この後、黒3:青1ぐらいの比で気に入った色合いに落ち着きました(笑)
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パックを剥がすのは快感です。
いい感じ。
いい感じ。
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近代のコーヒーミルのトレーは、持ち運んでもトレーが抜け落ちないように
何らかの工夫がされているのですが、古いこのミルにはそれは無い。
なので、トレーの後方には磁石を取り付けました。
金属のボディーにトレーを収めると、最後の5mmぐらいのところでトレーが引き込までるように閉まります。

トレーの内側もダイソーのクリームで塗装しました。
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さて、
乾燥を待つ間にパーツ磨きに戻りましょう。
このギヤシャーシは形状が複雑なので、磨きは困難だ。
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コツコツ、カリカリ、根性というより、もう執念です(^^;)
剥がした塗料が砂の様です。
タライの中で作業して正解でした(笑)
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ギヤシャーシの磨き込み完了。
黒光りして美しい、アンティークな風合がいいです。
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ギヤも磨いてみます。ベトベトのギタギタですが・・・
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なんとかなる。
使い込まれて削れた感じが美しい。
非常に硬い金属が使われていました。
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ギヤに塗られてしまった塗料も剥がす。
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んん、なんとかなる!
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臼刃も磨いてみます。
金属ブラシで磨いてみる。
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これもいい感じ。
なんとかなるもんですね。
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臼刃の上下を磨き込んでみました。
実用的にも復活しそうな気がする。だんだん期待が膨らんできます。
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一通りのパーツを磨き上げました。
オリジナルのメーカー塗装のグリーンがやや残る色合いになっています。
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早く組み立てたくなってきました。
どんな姿になるのか見て見たいです。
その容姿を確認してから塗装をするかしないか判断しよう。







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# by nanami7kuri | 2018-08-11 07:25 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその3(塗装剥がし)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は塗装剥がし編です。

どうせなら、塗装がもっとも分厚く膨れてしまっているボディーから始めてみます。
前のオーナーが塗った茶色い塗装が、油で劣化してブヨブヨふやけているのです(-_-;)

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初めに剥離剤を使ってみたが、ヌルヌルベタベタするだけで気持ちよく剥がれない。

次にニードルでカリカリ削ってみた。
意外にパリパリ、ポリポリ剥がれて気持ち良く剥がれる。
手間がかかるがこの方法で作業を進めよう。
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鋳造による立体文字が浮き出てきて、読めるようになってきました。
この角には「A」と書いてある。
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調子が良いのでプジョーの社名の部分も剥がしてみた。
この角には「0」と記載されている。
それで型名がA0なんですね。
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最初にニードルで塗装にキズを付けて
その後、細いマイナスドライバーで削ると効率が良いです。
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サイドの部分は逆に油の付着が少ないので塗装がふやけていない。
固くて・・・薄くて・・・
逆に剥離が苦労しました。

仕上げはダイソーの金属ブラシと、金属磨きスポンジブラシを使用します。
どちらも使いやすい。十分な機能性とほど良い耐久性がありました。
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ついにベース部分の塗装剥がしが完了!
苦労した。自分をほめたい(笑)親バカです。
ここまで綺麗に剥がせるとは思っていなかった。

もの凄く固い金属を使用しています。
ニードルで表面を削っても、金属部は傷がつかないほど固いのです。
南部鉄器のように錆びた酸化被膜の風合いがレトロで良いかも?
当初の予定は艶消しブラックに塗装する予定で塗料まで買ってきてしまいましたが
そのままの方がレトロな味が出ていて良いかもしれない。再塗装は試組の時に考えよう。
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さてドームの塗装剥がしに取り掛かります。
蓋のリベットを温存するため、このままの状態で塗装を剥がす必要があります。
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途中まで剥離しました。
ベースよりもこちらの方が苦労しました。
蓋が邪魔で、固定が困難なので力が入れにくい。
もう根性あるのみ。根性、根性、後戻りはできません(笑)
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ドームの蓋も試しに磨いてみる。
ダイソーの金属ブラシと、金属磨きスポンジブラシ
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そこそこ良い感じに綺麗になる。
綺麗にしすぎてレトロ感を失わないように、適度な清掃が必要なのです。
真鍮のブラシと、ステンレスのブラシがあるのですが、真鍮がほど良い感じ。
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ドームの裏を清掃していて見つけました。
オリオン座のような5つ星のマークがあります。
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このオリオン座のような5つ星のマークは
ギヤシャーシの取り付け部の下にも同じマークがありました。
組立て後にも見える場所にあります。
何だろう? ロット表示かな?
この固い金属にポンチで印をつけるのは困難なので、鋳造の型に最初からマーキングされていた可能性が高い。
金型の区別?かな。
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ドームの外側は一通り実用レベルまで汚れを落とした。
リベットを切断しなくともなんとかなりました。
適度にしつこい汚れは残します。
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サイドの部分もガンバった。
記事にすると簡単だが、とてもとても苦労したのです(^^;)
根性、根性、根性!!
自分のために頑張れるけど、仕事と考えると割に合わない作業です・・・
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ドームの中のサビは意外に簡単に落ちる。
油で固着していないので、今までの作業の中では一番楽に除去可能でした。
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ツヤツヤだぜ!
当初の予定では、内部を白い塗料に塗ろうと考えていたのですが
これも、このままで良いかも!!
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なんか峠は越えた気がする。
あとは細かいパーツ達を磨こう。





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# by nanami7kuri | 2018-08-10 21:41 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその2(分解しました)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は分解編です。

分解開始そうそう、さっそくネジが割れてしまいました(^_^;) 
ひやひやですが、噛みつき型のプライヤーで難を逃れ,、割れたネジの除去に成功しました、
サイズはM8でした。あとはデザイン性の良い替えの部品を探してみます。

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サビサビのギタギタです(^_^;)
CRC556を浸透させて次々に分解を進めてみます。
挽き具合を調整する調整ナットも無事に外れた。
この構造からするとシャフトは下から抜くみたいですね。
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経験上、いろいろな部分のネジをいきなり外さず、試し緩みさせます。
慎重に慎重にゆっくり回す。
全てのネジがなんとか 緩みました(^_^;)
ちょっとひと安心です。
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これで一気に分解が出来るはず!
シャフトに付いている臼刃を外してみます。
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シャフトごと抜けた抜けた♪
白いサビが出てるけど、きっと何とかなるコンディションだと思う。
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シャフトと臼刃は分解出来ませんでしたが
清掃、レストアには支障無さそうです。

意外に良い金属が使われている。
サビは表面だけであり、酸化被膜を形成することで内部に浸食が進んでいない。
そして、非常に硬い金属が使われている。

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臼刃の拡大図がこれ!
円錐形の裾野の部分が細挽きの部分になります。
もう少し面積が広く欲しいなぁ。(細挽き好きなので)

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さあ、一気に分解しよう。
でも、ギヤシャーシの部分はどうしようか?
割れたネジと同じネジが使われているので危険です(^_^;)
ここは分解せずに進めてみます。

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ギヤシャーシを外してみました。
ギタギタなホコリが姿を現しました。
油を吸って固着しています・・・
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なんでこんなに油まみれなんでしょうか。
・フランスの中華料理屋に飾られていたとか(笑)
・フランスのラーメン屋に飾られていたとか(笑)

油の水蒸気がたくさん浮遊する厨房のような場所に置いてあったんだろうね。

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ドームの蓋も油まみれ。
この茶色のザラザラはサビではなく油汚れなのです。
ポジティブに考えれば、この油がコーティングとなってサビを抑えたと考えよう(^^;)
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大まかに3ピースに分解されました。

うわっ、汚いドロドロだ(-_-;)

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ドームの下側です。

この油は私が吹いたCRC556だろう?

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上側の臼刃も雑に位置合わせするだけの構造。

臼刃のメンテナンスが容易に出来るようになっています。
他の部品とは材質が異なるのだろうか? 臼刃のサビはみな白いですね。

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上側の臼刃の拡大。
白いサビが出てるけど、きっと何とかなるコンディションだと思う。
たのむぞ、生き返ってほしい!
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ベースの部分は塗装がふやけていて字が見えないほどです。
ここにはプジョー「PEUGEOT」と書いてある

綺麗に剥がせるのだろうか? 最悪は焼くかな。

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分解していただけでホコリがボロボロと落ちる。

この先の作業となる 劣化した塗装や、油汚れの除去はとても手間がかかりそうです。
色々と試してみて、我が家の設備で最も効率の良い方法を考えます
・剥離剤?
・ブラシやヤスリで削りとる?
・焼いて塗料を燃やす?

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ここまで手間をかけたのだから
もう後戻りはできません。






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# by nanami7kuri | 2018-08-08 23:44 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその1(初期状態)

またまたアンティークなコーヒーミルを買ってきました。
腕時計の経験上、お買い得なB級品をいくら手にしても、
いつまでもA級品への憧れがぬぐえずに納得できないモヤモヤから解放されない。

ならばミルは一気にトップクラスを狙います。

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今度のミルは色々な意味でただ者ではありません。
◎由緒あるフランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルです。
 1880年~1930年ごろまで製造されていたものです。
 昨今のプジョーと言えば自動車が有名ですが、大昔は農耕器具なども作っていたそうな。
 頑丈な鋳造部品で構成されていてアンティークな味が良く出ています。
◎超ボロボロなのです。
 なんでこんなにボロボロなの?と思えるほど汚い(笑)
 構造は単純なのでメカに致命的な破損が無ければ何とかなるだろうと購入。
 ポジティブに考えれば、レストアのやりがいがあるとも言えます。

毎日コツコツと、とても苦労したので全6回に分けてレストアの内容を綴ります。
あほなオヤジの趣味にお付き合いください。
誰かの参考になれば幸いです(かなり困難なので一般の方にはおすすめできません)
今日は最初の状態を記録します。

約100年前のミルなので問題が無いとは思っていません。
実用的に使用可能なレベルまでレストアすることを目標としています。
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ボディーには茶色い塗装が施されているのですが、クニョクニョ柔らかい。
もともとのメーカー純正塗装はグリーンだったようなのですが
前のオーナさんが茶色に再塗装したようです。
その塗料が長年の付着した油を吸って・・・グニョグニョ(^^;)べたべた
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幸いにも、トレーのツマミもかろうじて割れが無く
プジョーのエンブレムも残存しています。
矢の上にライオンが描かれているのですが・・・まるで猫みたい(笑)力強いイメージではない(^^;)
昔はこんなエンブレムだったんだね。
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エンブレムの上にも塗装がされてしまっていて・・・
ライオンなのか?アルパカなのか?わかりません(笑)

ハンドルの回転の力を、垂直のシャフトに伝達するギヤ部はだいぶギタギタ。
これはだいぶ厄介なものを買ってしまったようです。
でも、ちゃんと回る。
致命的な欠損はなさそうです。
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ドームの蓋は油とホコリでギタギタしています。
この蓋の部分はもともとはステンレスのようです、この茶色は油汚れが変色したようなイメージ。
ドームとギヤシャーシの取り付け部は・・・ネジががっちり塗料で埋まっている(^^;)あららら
こんな汚いものが綺麗になるのか? 心配です。
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そうそう、肝心な内部の臼刃はどうなっているのだろう。
ドームの蓋は無事に開きました。
蓋はデリケートな可動部なので慎重に取り扱わなければ壊しそうです。
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ひとまずドーム内はギタギタに錆びていますなぁ(笑)
もう笑うしかないです。
何十年も使われていないようです。
俺が甦らせてやる。
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肝心の臼刃は
・少し欠けた部分もあるけど豆を砕くには支障ないだろう。
・若干の白いサビがある。

総じてなんとか実用にはなりそうかと。ポジティブに考えよう(笑)

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裏側はこんな感じです。
臼刃の下側が見れます。
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下から見る臼刃も白いサビはあるものの致命的な損傷はなさそう。
シャフトは精度高く固定されているのではなく、フローティングな状態なのですね。
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ギヤも精度高く取り付けられているのではなく
水平方向ギヤは上下に移動可能なフローティングになっていました。
精度の無い部品や組み立てでも、末永く使えるように上手く設計されているとも言えます。
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油とホコリと蜘蛛の巣がか絡み合っていて
もうハリーポッターの世界ですよね(笑)
アンティークな味を演出してくれるゴッツイ ギヤが渋いです。
ギヤやシャフトにまで塗料が塗られてしまっていて・・・
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分解を開始するのは多分このネジからだろう、シャフトのトップにあるネジ。
これ、良く見るとヒビが入っている。
最悪の場合はネジが損傷して分解不能になる可能性があります。
ちょっとヤバイなぁ(^^;)
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このミルは鉄の塊なので非常に重い。
机にボルト固定して使用することを前提に設計されている
サビが進んでいるのか?塗装が剥がれただけなのか?
油とホコリでコーティングされている(笑)
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ボディーとドームを固定しているボルトも塗料で覆われており
無事に分解できるのか心配だ。
しかもポピュラーではない9mmのレンチが必要です(笑)

これだけの塗装を剥がす事さえ気が遠くなる作業に思える。
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ドームの蓋はなんとリベット止めでした。
切断してしまえばドーム内を掃除するのは楽になるのですが、
復旧はネジに置き換える事になる。
どうしようか?温存したまま とりあえず掃除を開始してみてから再考しよう。
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ひとまず分解開始。
ゴミが飛び散るのでたらいの中で作業します(^^;)
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シャフトのトップのネジ・・・
慎重に回しましたが、簡単に折れてしまった(-_-;)あせあせ
灰色の部分で皮一枚でつながっていただけでした・・・
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さっそくの分解の危機です(^^;)あららら
特殊な部品でないことを祈ります。




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# by nanami7kuri | 2018-08-07 22:50 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 コーヒーミルのレストア

5月の骨董市で迷った末に見送ったコーヒーミルがありました。
ちょっと破損が大きかったので・・・
でも6月の骨董市で売れ残っていたので、交渉の末33%値引きで連れ帰りました。

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水平回転のハンドルに、フタ付のドーム型の豆入れ、

そして、かなり硬質の木材が使われています。
ホコリは何とか綺麗に出来るだろう。
置物としてもいい味出ていますが・・・
我慢できない破損が多々あり(^^;)

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①粉の引き出し上部のボディーに、深い深いヒビがあります。
ヒビと言うより、もう裂けている感じです(^^;)
目立つ部分なのでアンティークな味を楽しむには、致命的な破損。
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木工用のパテを圧入して、裂け目を塞ぎます。

下まで裂けてるんだよなぁ・・・

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乾燥後に、時計ベルトの革を着色する染料を使ってパテだけを着色しました。
ローパスバチックの茶。なんか、いい感じです。
言われなければ木目の一部ぐらいにしか見えません♪
良好な手応えなので左の裂け目も同様に直しましょう。
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②お次のNGは引き出しの中身が、仕上げなしのミカン箱的な粗雑さ(笑)

ザラザラ木肌の未塗装なのです。
③そして引き出し横のボディーが1.5mmずれている(^^;)

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引き出しは布ヤスリで磨き上げたのち、
染料のローパスバチックの茶と黒を混ぜて、水で10倍くらいに希釈して塗布しました。
柿渋のようないい感じの艶消しに仕上がります。
中側は粉が引き立つようにクリームにしました。
引き出し横のボディーは根性で削って面一にしました(^^;)やれやれ。

c0025140_22450372.jpg

その他の修正点は、
③ボディーと台座の平面度が取れていなくて、ねじ3本でガタガタだったものを
密着するまで削って削って平面度を確保して4ネジ固定に持ち込みました。
④引き出しの自然落下防止にフエルトのガイドを設け

⑤台座の歪みはフエルトの足を追加して吸収させました。

最後に磨いて磨いて完成しました。

c0025140_22455677.jpg
置物としても存在感ある大きさがあります。
鉄のパーツは鋳造が主体で味があります。
メーカーが分からないのが残念。
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この頃は実家でコーヒーを淹れます。
爺はミルを挽くのが楽しいようです。水平回転は力もいらないので良いみたい。
儀式と香りが贅沢なのです。
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粉を細挽に設定すると、パウダーに近いところまで細かく挽けます。

内部のミルの刃の形に粉が積もって富士山のようです。
香りがたまらん。

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この頃のカップへの嗜好は
ボーンチャイナ的な磁器的カップから、厚手のモダン陶器に移行してきた(笑)

なんだかミル手挽きのコーヒーに合う、素朴さがいい。

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砂糖は私は使わないのですが、爺婆用にザラメを用意しました。

溶けきらずに沈殿している味の移ろいが良いのだそうです。

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そして完成しました。

cafe大地のミル挽きコーヒー。
どうぞ召し上がれ。

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ミルは現在3台。
いろいろと良し悪し、個性がわかってきました。
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涼しくなってきたら是非お立ち寄りください、cafe大地。
ごちそういたします♪









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# by nanami7kuri | 2018-07-09 23:52 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

クリスマスローズの種 低温処理の開始

クリスマスローズの種を低温処理に仕込みます。
例年通り蒔く種の数はセーブしました。

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重ための土。赤玉が主体の例年通りの作業です。
いつもと違うのは・・・
鎌倉彫の箪笥を作業台に使用しています(笑)
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今回からアンティーク部屋に改装された場所での作業です。
土いじりしては掃除して、土いじりしては掃除して・・・
効率は悪いけど、充実している♪

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デロリアンをゆっくり再起動させました。
土の湿度が適度になったらビニールに包みます。
空いたスペースにクレマチスの2016年交配の種をいれました。

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デロリアンの外壁はヒートシンクでもあります。
クーリングファンで送風してオーバーヒートを防ぎます。
省エネ運転のため、当分は窓を発泡スチロールで塞ぎます。

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最近は慢性的に新しい感動に触れることが出来ない。
美しい進化が難しい時代になっています。
それでも可能性がゼロでないなら夢は繋ごうと思う。

クリスマスローズは一段落。
ちょっと一息は
ミル挽きで珈琲を淹れます(^^)








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# by nanami7kuri | 2018-07-09 00:47 | クリスマスローズの交配 | Comments(0)

クレマチスの採種開始 

まずはクレマチスの苗。発芽0.5年生ぐらいの子たちです。
弱い子、強い子、様々な個性が出てきます。
特に夏の高温多湿は厳しい淘汰の試練です。
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それでも殺菌剤の農薬は使わない。
日本の環境で弱い子は育てない、シンプルかつベースとなるポリシーにしています。
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今は初夏の発根がピークです。
とにかく、植え込む。
微妙な高さに植え込むので、骨が折れる作業です。
袋の中で根腐れする前に、とにかく植え込む。
待ったなしの時間との闘いなのです。

まずは日陰から育てます。
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こうして2017年に採取した種の発芽が続く中で、
今年、2018年に交配した種が採れ始めました。
この後は、クレマチスの湿潤処理に追われる日々がやってきます(^^;)
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クレマチスの湿潤処理が終わると、
ようやく腕時計のベルト作りを始めることが出来るのです。
まだまだ先だなぁ(^^;)







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# by nanami7kuri | 2018-07-09 00:02 | クレマチスの交配 | Comments(0)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


by 大地
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