巨大化する時計たち その①
子供たちのダンス発表会のビデオ編集は最後の演目を編集中。
これ! 約30分の長編の演目なので手強いのです。
フォーメーションの変化が見せ所です。
さて、時間をかけない範囲で時計にも浮気します。
この頃は動かない時計を買ってきて、直すのが新たな楽しみになってます。
お嫁に来た時計は全て開けて中を見ます。
このトレーに乗っている時計はエージング中か、
または難ありでダメな時計たち(^^;)
不安定とか、向きを変えると止まるとか、テンプの振れが弱いとか・・・
この時計は復活しました
ハフィス(HAFIS)のスモールセコンド。スイス製。
中身はピカピカの15石。
ゼンマイのギヤにバシュロンのような十字マークがあります??
これはクリード(CREED)というスイスのメーカー。
アンティーク時計は針のデザインが凝ってますね!
無事に復活しました、17石。ゼンマイのギヤがちょっとザビてる。
こんなに古いのに頑張る時計たちです。
スイス製のムーブメントは模様や面取りがあり、
なんだかアールヌーボー的な芸術性を感じます。
レディースのレクタンギュラーケース
セイコーのソーラー(SEIKO SOLAR)
この時計は初めから動いていました。
ダイヤル面に大きなゴミがあったのでお買い得品でした(^^;)
この細長いケースに入るムーブメントは、いったいどうなっているのだろう?
今まで見た時計の中で最も小型です。中身はとてもピカピカでした。
こんなに小さいものを作るなんて感心します。ちゃんと17石だし。
リュウズがスカスカで手ごたえ無し(^^;)
こないだのユニバーサルと同じようなサイズ。
ゼンマイを巻くための最初の歯車が脱落している(笑)
歯車を留めるネジが見つからない(^^;)中にはないので部品取りにされたのかな?
歯車を押し付けたままゼンマイを巻いたら、テンプは無事に鼓動を再開♪
いつか合うネジが見つかったら直してあげよう。
これで時計が成り立つのだから、別の意味で凄い。
使い捨て発想の時計なんだろう。
第一歯車が上手く回らない、原因が解らず私にはまだ直せませんでした。
いつか動かせるように技術を磨きましょう(^^;)
ラーメンより安い価格のジャンク品
直ったと思ったら・・・
向きを変えるとテンプが停止する。テンプが傾く感じ?で他の部品に接触してしまう。
軸が異常なのかなぁ、重症でした。これも今の私には修理できません。残念。
動いていないのでジャンク扱いのラーメン価格。
テンプが大きいので安定度もいい。テンプがトルクフルだぁ!
徐々に扱う時計が大きくなってきましたね(笑)
でも逆に考えると、懐中時計のカテゴリーでは比較的新しいものと考えるべき。
あばら骨のようなパーツで構成されていなければ古い懐中時計とは言えないかな。
さらに時計が大きくなります。
ついに置時計を買ってきました。
ドイツのキンツレー社製(KIENZLE)もう超アンティークなデザインです。
ついに、こんなに大きいものを・・・
こいつも動かないのでお手頃なお値段でした、店主曰くオーバーホールが必要とのこと。
この時計、私と同じ年なんですよ なんだか運命を感じ(言い訳)連れ帰りました。
ゼンマイを巻く穴が3つもある。なぜ?
意外に綺麗。金メッキなのかな?サビは無い。時報のチャイムが付いています。
リハビリの結果、テンプは自力で鼓動を始めました。
カッコつけて言えば、ロンドンにあるウェストミンスター宮殿の大時計ビッグベンと同じメロディーで鳴ります。
簡単に言うと学校のチャイムと同じメロディーですが(笑)
15分おきに鳴ります。15分、30分、45分、00分と4種類のメロディーで鳴り分ける。
このチャイムを収納するための必然的なデザインなのかもしれません。
ただいま精度の確認中ですが日差は1分もない感じです。
そこはさすがに置時計ですね。
あーあ、ついに置時計にまで手をだしてしまいました(笑)