cafe大地 コーヒーミルのレストア
5月の骨董市で迷った末に見送ったコーヒーミルがありました。
ちょっと破損が大きかったので・・・
でも6月の骨董市で売れ残っていたので、交渉の末33%値引きで連れ帰りました。
そして、かなり硬質の木材が使われています。
ホコリは何とか綺麗に出来るだろう。
置物としてもいい味出ていますが・・・
我慢できない破損が多々あり(^^;)
下まで裂けてるんだよなぁ・・・
ローパスバチックの茶。なんか、いい感じです。
言われなければ木目の一部ぐらいにしか見えません♪
良好な手応えなので左の裂け目も同様に直しましょう。
ザラザラ木肌の未塗装なのです。
③そして引き出し横のボディーが1.5mmずれている(^^;)
染料のローパスバチックの茶と黒を混ぜて、水で10倍くらいに希釈して塗布しました。
柿渋のようないい感じの艶消しに仕上がります。
中側は粉が引き立つようにクリームにしました。
引き出し横のボディーは根性で削って面一にしました(^^;)やれやれ。
③ボディーと台座の平面度が取れていなくて、ねじ3本でガタガタだったものを
密着するまで削って削って平面度を確保して4ネジ固定に持ち込みました。
④引き出しの自然落下防止にフエルトのガイドを設け
⑤台座の歪みはフエルトの足を追加して吸収させました。
最後に磨いて磨いて完成しました。
内部のミルの刃の形に粉が積もって富士山のようです。
香りがたまらん。
なんだかミル手挽きのコーヒーに合う、素朴さがいい。
溶けきらずに沈殿している味の移ろいが良いのだそうです。
cafe大地のミル挽きコーヒー。
どうぞ召し上がれ。
by nanami7kuri
| 2018-07-09 23:52
| アンティーク・雑貨・DIY
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