日の出型時計のレストア
これもだいぶ昔に骨董市で見つけたゼンマイ式時計です。
正月はニスを塗って少し綺麗にしてあげよう。
愛知時計が製造した日の出型のゼンマイ式時計
ボンネットが湾曲しているので、ちょっとアメリカンなイメージ
30分おきにチャイムが鳴ります。内部ではストロークの小さな振り子が動く。
ムーブメントは特にメンテナンスしなくとも動いてくれました。
状態を見ながらレストアの方向性を検討します。
表面はもう艶が無くて、ヒビがパリパリ(^^;)
エッジは打痕でガキガキでした。
文字盤はそこそこ綺麗なのでオリジナルのままで良いかな。
インデックスの外側の木部のみニスで仕上げよう。
ガラスのキズは歯磨き粉で磨けば何とかなりそう。
ガラスの風防が邪魔なので外したいのですが・・・外せない(^^;)
なんと蝶番がロウ付されている(半田付)あららら
風防は外さずに塗装するしかない。
一通り状態を確認して、
こいつもアンティークな渋みを残しながら再生することにしました。
塗装の順番を検討します。困難な文字盤外周から塗装を開始するか!
エッジの黒はタミヤのプラカラーでリタッチ。
その後、ニスを全面に塗布して・・・完成!!
艶が復活。ガラスの風防も透明度を取り戻しました、私が映っている!
しかし、細かいヒビは改善できませんでした。
ニスの浸透では消せませんでしたが、ポジティブにアンティーク感を残したと考えよう(笑)
ただ今、振り子の長さで時差を調整しています。
今日は1日で1分進んでいるので、もう少し振り子を長くします。
花の本を読みながら、カチカチと振り子の音が響きます。
予定していたレストアは全て完了。
ちょっとのんびり珈琲しますか。
ケニアとタンザニアを買ってきました! 今日はケニアで行こう。
豆の油が多い品種なんですね。
先日のエチオピアよりはおとなしいですが
ジャスミン茶のような紅茶のような個性があります。
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