七海のクリスマスローズBlog

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cafe大地 河野コーヒーミル

珈琲を淹れるのに現在はドリップで行っている。
サーバーにまとめてドリップせずに、カップに個別にドリップしています。
それは淹れる儀式が楽しいと思い始めたからです。

この時、あらかじめカップを温めるのですが
意外にお湯を使うので大きなポットも必要になってきました。
そんな時、個性的なポットを見つけた。

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銅の叩き出し。
島本製作所のベル型のケトル。
とにかく形がオシャレ♪ 持つ部分が木製で熱くならない実用的。
プラ部品が無いので使うほどに渋くなるだろう。

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骨董市は雨の中、
このケトルが可愛いので、連れ帰ろうか迷っていたところ・・・
店じまいの仕度に追われる店主さんが誤ってコーヒーミルを棚から落としてしまった!
あーっ、もうダメだぁ・・・

それをたまたま見ていた私が空中でキャッチしたのがこれです。
河野コーヒーのミルです。
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残念ながらKONOの焼き印が薄くて読めません
でもアンティークな味がよく出ているじゃないですか。
運命を感じて価格を聞いたら・・・、
店主さんも運命ですよね!  と半額に(^^;)
爺へ、敬老の日のプレゼントにしよう。ケトルと共に連れ帰りました(笑)

分解してレストアします、骨董品ではないのでそこそこ綺麗。
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臼刃も錆びてはいません。
細挽きの刃が長いので挽きやすいかもね。
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この臼刃はカットされたものではなく、なんと鋳造のまま。
たしかにこれで十分なのかも知れません。
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金属ブラシでゴシゴシ。
サビが無いので清掃は簡単に終わってしまいました(笑)
砕く部分の刃はランダムな波のような構造に。
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部品は最小限の数で出来ている。
シンプルな構造です。
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挽いた粉が落ちるトレーは、どこのメーカーも無垢のままなので汚れがちです。
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トレーの外側は、いつものローパスバチック。
トレーの内側は、クリーム色に再塗装しました。
本体はニスを1重塗りで仕上げて、木の温もりを活かしました。
乾燥させて、翌日は一気に組み立てます。
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爺プレゼント完成!!
美しく、渋く、伝統的な感じを保ちつつ。
なにより実用可能なのです。
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KYMのミルと並べて記念撮影。
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さっそく実家で挽いてみよう。
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中細挽きかな。ちょうど良いです。
ハンドルも重たくならないので、テーブルの上でガリガリ挽くには適しています。
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ドリップに至るまでのアロマが素敵だ。
至福のひととき。
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と・・・一段落と思いきや、
ここでレストアは終わらない。

馬鹿でかい、業務用のサビサビのコーヒーミルに出会ってしまった。
鉄の塊、重たい、重たい(^^;)
アメリカ製らしいが、メーカーなど不明
STAR COFFEE MILL
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これまたレストアに時間を要するものを連れ帰ってしまいました。
時計ベルトの製作が遅れるので、
こいつの手入れは後にしよう。





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# by nanami7kuri | 2018-09-23 00:24 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

今年のベルトはこれから始める

今年は仕事が忙しくて、平日の時間は作れない。
花のシーズンオフの今が腕時計ベルト作りの適期なのですが
なかなかスタートが切れません。
私の性格上、始めると止まらないのですが(^^;)

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久しぶりに腕時計を買ってきました。
SEIKOのレディースです。型式は5035。
動かないけど・・・なんとか直せそうな感触。
デザインが気に入りました。
ギョウシェ彫のダイヤルに、Sマークのアップライトロゴ、ケースは14K金
渋いぜ!
婆向けのプレゼントにしよう。

今季はこの時計のベルト作りから始めようと思います。
まずは直るかどうか。分解します。

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3ピース構造なので外観的なレストアは容易です。
問題はムーブメントが動き出せるか・・・
程度は良好です、ピカピカ。
しかし、テンプを何度かアシストするものの、数秒で停止してしまいます。
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軸受けに注油してもダメ・・・
アンクルは正常に動いている。
ガンギと第一歯車の噛み合うギヤへの注油で、自励を開始しました。
その後、精度も良好。

風防はギタギタですが、3ピースなのでこれは簡単に磨けるな。
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耐水ペーパーの#600→#1200→#1500の順で磨き込んで
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最後はいつもの歯磨き粉で仕上げます(笑)
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うむむ
いい感じです。渋い。
ビンテージで、それでいてエレガント(親バカ)
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ベルトは無難に黒のオーストリッチで行こうと思います。




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# by nanami7kuri | 2018-09-20 23:48 | 自作の時計ベルト

cafe大地 備前焼のカップ

珈琲を楽しむためのカップ
このごろ備前焼を集めています。
クリスマスローズと同じように、一品物です。
同じものは世に無いので、お気に入りを探すのは時間がかかる(^^;)

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私は野趣にあふれる景色が好みなので、ちょっと荒々しいのを集めています。
これはロクロに、灰かぶりに、牡丹餅。
備前らしい備前。
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野趣にあふれるのが好きといいつつ・・・、
ちょっと上品なのも買ってみた(笑)
来客用にはこのぐらいがいいのかもしれません、すらっと円錐形の素朴な美人。
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湯のみですが、たまに珈琲を淹れて楽しんでしまう。
それほどお気に入り。

美人な緋だすき。上品で美しい。
私はこの器との出会いによって面取りの個性にも目覚めるのでした(笑)

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緋だすきも、牡丹餅も
比較的コントローラブルな領域の備前なので、
偶然なのか、作為なのか。
景色なのか、柄なのか。
この頃は、微妙なラインで作為を感じてしまう備前もあるので、

偶然の景色だと、自分が感じるものを探してゆきたい。

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このカップは、なかなか男気がある。
大地の嗜好のど真ん中に存在するやつです!

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大胆な面取りに、繊細なくしがけ。
荒々しくてモダン。

360°窯変が楽しめる

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形は大胆だけど、とても景色を感じるのです。
伊豆の城ケ崎のような、
福井県の東尋坊のような、
演歌で言えば「津軽海峡冬景色」のような(笑)
うむむ・・・、荒々しく面取りされた景色は、柱状節理に似ている。
そうだ、このカップには「東尋坊」と名前を付けてしまおう。
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このカップもお気に入り。
形は無難な上品なロクロなのですが

窯変が絶妙。

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灰かぶりや、胡麻の垂れまでは行かず。
上品な窯変による景色が360°すてきなヤツです。

知床半島の宇登呂のフレペの滝の展望台から眺める夕日のような景色なのです!

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このカップは大地の嗜好では、上品なベクトルの優等生。

このカップにも名前を付けてしまおう「宇登呂の夕日」

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以前に掲載したこのカップもお気に入りです。
牡丹餅の中の緋だすきが、優しさと温かみのある景色。

秋のススキの野原に浮かぶ満月のようなので「秋月」と呼ぼう。

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カップに勝手に名前を付けている親バカ者です。
でも、お気に入りの備前焼に名前を付けて常用するのも楽しいものです♪
これからも自分好みの景色を探してゆこうと思います。

******

以前に購入したKYMのコーヒーミル。
骨董的に希少なものではないので、ちょっと実用的に塗装をします。
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レトロ感は出ていますが、ちょっと行き過ぎているので(^^;)
思い切って清潔感のあるアイボリーとか?
無難にニスを塗るか??
けっこう悩みました(笑)
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でも、度胸が無くて無難にニスを塗りました。

雑味を残すべく、一度塗りで勝負しました。

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エンブレムはクリア塗装を剥がして艶消しに!
軽く金属磨きスポンジで擦って凹凸を強調しました!!
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再組み立て時に気が付いた。
豆受けの皿部分の金属は、いっちょまえに銅製でした。

ちょっと若返りました。

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今週の骨董市は大雨(^^;)
そんな中、またコーヒーミルを買ってしまったバカ者です。
敬老の日向けに
婆には和風の唐草模様の帽子と、
爺向けの実用的なコーヒーミル

そして自分用には
今までで最大となる業務用の超ビンテージなコーヒーミル
ボロボロに錆びているのでレストアには時間がかかりそう。
でも実用レベルまでレストアしたい。
とは言っても大きすぎて・・・家庭で2、3人用の豆を挽くには非効率的(笑)

厄介なものを買ってしまった(^^;)





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# by nanami7kuri | 2018-09-17 23:59 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

アンティークなカバン

このごろ、週末の夕飯のを作ることが多いのです。
カミさんが婆の看護に通っている間に、適当に作ります。
ポリシーは可能な限り冷蔵庫の中の余りもの材料で作る(笑)
今日の目標は玉ねぎたっぷりハッシュドビーフ
キャンプの男料理方式で作ります、肉の油と玉ねぎの水分でほぼ間に合わせる。

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男のキャンプ方式にはレシピは無い(^^;)適当に作るのです。
おやっ! ここまでなら牛丼にも対応できる・・・でも、予定通りハッシュドビーフにしよう。
燃料を節約するため材料は薄切り。コトコト煮込むことなく即、食べてしまう(笑)
完成がコレ。

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まだ帰ってこないので時間がある。
野菜も切っておこう。
何かデザインを工夫しないと気が済まないので
キュウリの輪切りを半分にして、扇状に展開させよう。
トマトは何故か薄切りと、ぶつ切り。
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まだ帰ってこないのでデザートにも手を出す!
賞味期限が近いヨーグルトに(^^;)、柔らかくなってしまったキウイ(^^;)
はちみつと、シナモンシュガーをかけてみた。
なんとかなるものです(笑)
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さて、
骨董市で大きな大きな革のアンティークカバンを買ってきました。
シャーロックホームズの映画に出てきそうな渋い奴です。
奥の方から靴クリームをゴシゴシ塗り込んで手入れをしています。
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ひたすら塗り込む、ひたすら塗り込む。
クリームはこれ!
ダイソウの製品ですが品質は十分です。
このカバンを磨き上げるのにナント、1缶を使い切ってしまった(^^)
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厄介なのはこれです。
クセの付いてしまったベルト。
先端が反り返ってしまってだらしがない状態なのです(^^;)
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こんな時は、水に十分浸して修正します。
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平らな状態でしばらく乾燥させるとクセは取れます。
適当だけどなんとかなる。
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ギタギタなカバンもほど良いアンティークなカバンに生まれ変わる。
キズや、削れがあっても味になる(親バカ)
革製品は新品よりも、ねんきが入っている方が素敵だ。
大昔の製品は本当に頑丈に作られています。
そして作り込みに手間をかけている。
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さあ、完成。
私は収集したアンティークを普段使いにしたい人であります。
何処に行こう、何に使おう
cafe大地の出張用にいいかもしれない。
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さて、振り子時計の個性的なものを買ってきました。
大きくて丸いのです。ギリシャ文字が渋くて気に入りました。
高級感のある木目と、12時の位置にスモールセコンドを配置しています。
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佐藤時計製造(株)というメーカーの振り子時計だそうです。
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この時計は買ってきたときから正常に動作していました。
中もピカピカ。
振り子のストロークが非常に短いので、周期が早い。
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このスモールセコンドは・・・なぜか1分で2周する?
これって正常なのかな(^^;)
でも時間は正常に刻みます。まあいっか(笑)
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この時計、なかなか存在感有ります。
でも、我が家の中で一番・・・振り子がうるさい(笑)
家族から苦情が来そうだ(^^;)
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実家ではなく、久しぶりにアンティーク部屋で珈琲を淹れます。
ひといき。 
のんびり。
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今日はカリタのダイヤミルで行こう。
プジョーA0とどう違うのか、いま一度確認してみたくなりました。
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この頃はモカ的な豆を濃く淹れるのが好み。
星乃珈琲の織姫を使ってみました。
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テーブル固定型の、縦回転ハンドルのミルは・・・やはりハンドルが重たい。
気軽に手首でガリガリというわけには行かないです。
縦回転は皆こうなのか?それともテーブル固定型は皆こうなのか??
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臼刃はコニカルではなく、特殊な形をしているので
挽いた粉は縦に山になる。
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そして
ぼーっと
ゆっくりしましょう。





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# by nanami7kuri | 2018-09-07 22:59 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその7(オートテンショナーの追加)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は臼刃のオートテンショナーを試作して追加してみました。

臼刃の接触圧を都度調整することなく、メンテナンスフリーで粉の挽き具合を一定に保ちたい。
臼刃が固定されている垂直シャフトを、常に一定の力で上に押し上げる機能を追加します。
試に買ってきたのは・・・このバネ

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WAKI産業の押しバネ SR-2021
そのままでは長いので試に切断してみました。
ニッパーでなんとか切れる、もう少し短くしよう。
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オートテンショナー装着前の調整部分がこれ。
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試作のオートテンショナー装着した状態がこれ。
切断したバネの両サイドを、M12用のステンレスワッシャーで挟みました。
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臼刃が固定されている垂直シャフトを、バネの力で常に一定の力で上に押し上げます。
臼刃の接触圧を都度 微調整することなく、
メンテナンスフリーで粉の挽き具合を一定に保ちます。
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適当に試作した割には・・・見た目の違和感が無い(笑)
さっそく挽いてみよう!!
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手応えは悪くない。
挽いた感じはこれ。
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適当に買ってきたバネの割には中挽きにちょうどいいかも(親バカ)。
もう一段、硬いバネも買ってきているので挽き比べてみたい。近日。
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まだ、残りの課題がある。
豆が一気にミルに流入して、ハンドルを回すのが重すぎる事だ。
いろいろ試しているが納得できる改善方法が、今のところ無い(^^;)
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今回、あたらしくドリップポットを手に入れた。
とても渋いデザインのマニアックなポット。
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カリタの ドリップポット スリム700CU
銅製の叩き出し。こいつは使うほどに渋みが出るはずだ。
kalitaの文字が浮き出ているのも魅力だ。
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裏底には密かに金属加工製品のブランド的な地域である
新潟の燕市の工業製品である証が刻まれていました。
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さらに私が感心したのは
溶接ではなく、ろう付によって部品が接合されている・・・
伝統的なこだわりの作り込みを見た。

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実際に使ってみると、
・注ぎ口が細いのでドリップ時の湯のコントロールが非常に良い。
・取っ手は熱くなるので素手では持てません、布巾で包んで持ちましょう(面倒だが、本格的かも。上品な作法に思う)
永く使えば使うほどに味が出る、いいものを見つけたと思う。


料理や酒などは、使われる器によって その魅力がさらに引き出されると思う。
器はとても大切な要素だ。
大地にとってはコーヒーカップも同様である。こだわりたい部分なのです♪
個性的な景色をまとう備前焼を見つけた!
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ぼた餅の中に、緋襷が走る。
今日はこの器に淹れてみた。
美味いんだなぁ~!(^^)!
ミルを卒業した後は、器(カップ)にもこだわりたいと思います。
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ただいま鎌倉彫のお盆をレストアしています。
ここにコーヒーカップを収めてゆきたい。
まだまだ行ける(笑)
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# by nanami7kuri | 2018-08-26 01:14 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 ゾウの貯金箱

今年度の革細工を始めるにあたり
ここから始めると約束していたことがある。
それがこれ!
革細工のゾウの貯金箱。
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こいつは右の耳が無い。
革細工を始める時に、必ずおまえを初めに直してやるとゾウと約束していた。
革在庫の中から質感が合いそうなものを見つけたので、手始めに約束を果たす。
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左耳を型取って、失われている右耳を再生します。
取り付けはスリットに差し込むだけの構造にします
こんな感じか。
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丸みを付けて、クセを付けて、ビニールコーティングを施して・・・
右の耳が完成しました!
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こんな感じで気に入ってもらえるだろうか。
既存の左耳と重ねるとこんな感じ。
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さっそく付けてやろう。
どう?
違和感なく似合っている感じだよ。
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無事に治ってよかったね♪




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# by nanami7kuri | 2018-08-14 22:07 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその6(実運用)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は実際にコーヒーを挽いてみます。

なんなにギタギタだったミルはここまで復活しました。
約100年前のミルで挽くコーヒーはどんな味だろう・・・
きっと美味いにちがいない(笑)親バカ

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こんなに苦労して再生した品物なので、わが子のように可愛い。
いよいよコーヒー豆を投入。
ハンドルを回します!
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んん・・・重い。
ハンドルが回らない??
豆が一気に臼刃に噛みこむようです。

ハンドルを回せる程度まで臼刃を緩めて再始動。
(祝)初挽きです。 ようやく挽けました。
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だいぶ粗挽きですね(^^;)
そして一気に挽けてしまう??のです。
腕力が必要。 すこしずつガリガリと回す感じではない。

もう少し細かくしたいので2度挽きしてみます。
臼刃を密着に設定して、粗挽きを再度挽いてみました。
そうするとパウダー状になるまで仕上げられる。
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この中間ぐらいに挽きをセッティングしてゆこう。
構造が単純なのでネジさえ回れば、なんとかレストアできる。
古いものは材質が良く、頑丈な設計なので手をかけてやれば再生がしやすい気がする。


考察:
機能・性能は現役時代まで復活していると思う。
外国製の業務用のミルなので・・・
「ミルを机にガッチリ固定して、腕力のある人が、短時間でたくさん挽く」ことを前提に設計されているようです。
豆が一気に挽ける代わりに、腕力が必要な仕様のようです。

リビングで椅子に座りながら、日本人が手軽にのんびり挽くには
ちょっと工夫が必要なようです。
①初めから2度挽きを前提に使う。または
②臼刃の中へ一気に豆が流入しないように抑制する工夫

課題を残しつつも、実用にまでたどりついた。
いつもの豆ですが・・・
苦労した分、このミルで淹れるコーヒーは旨い気がする(笑)親バカ
自分でレストアしたので、充実した味わい(笑)親バカ2
いつまでも大切に使おうと思う。
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大きな力を加えなくとも
卓上で手軽にカリカリ挽けるように何らかの対策を考えてみますね。

ここまでおつき合いありがとうございました。
そろそろ腕時計のベルト作りに戻れそうです。




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# by nanami7kuri | 2018-08-13 21:53 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその5(試し組み立て)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は一通りの清掃が完了したので試し組み立てしてみます。

リビングの机の上で使用するには土台が必要です。
A0に似合う土台はいつか骨董市で巡り合うまで、ホームセンターの飾り板で代用しよう。
パインの集成材。ちょっと小さいのですが我慢我慢。

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ローパスバチックの黒と茶を混ぜて、さらに10倍に薄めて塗装しました。
いつもより黒を多めにして、

焼き入れをしたかのような炭色にしてみました

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ネジ類は実用とメンテナンスを重視して一新させることとしました。
(オリジナルのネジはそのまま保管します)
どうせなら、真鍮(黄銅)のネジにしたい。
どうせなら、袋ナットのネジにしたい
ネジの「トミモリ」というメーカーでばら売りしていました。
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さあ、
準備完了です、一気に組み立てましょう。
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ついに復活!
フランスのプジョー製 A0型コーヒーミル。
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茶色い塗装や、油汚れは無事に除去されました。
アンティークな雰囲気を保ちつつ。
シャフトやギヤもいい感じ。
ひとまずカラカラと回転します♪
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トレーはこだわってダークブルーグレーに塗装した。
ほどよくアンティークな趣きでいてくれる。
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トレーを開けると清潔なクリーム色になっている。
挽いた粉が強調されるようにクリーム色に。
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ドームの中の臼刃はどうなっているのか
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こんな感じの仕上がり。
意外と綺麗になってます。
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総じて、艶消し黒の再塗装はどうしようか?
このままの方がアンティークな気がして、塗装は中止にしました。
いつでも塗れるしね。
ここまで苦労したので達成感があります(^^)v
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あとは実用になるかどうか?
実家で試挽きしてみました。まずは大豆から。
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豆が入ると、ハンドルの回転にはかなりトルクが必要です。
テーブルの上で手軽に挽くには重すぎるかな・・・
とりあえず挽ける!
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うむむ、実用としての機能は確保できているようだ。
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いよいよ、実際にコーヒーを挽いてみよう。









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# by nanami7kuri | 2018-08-11 17:37 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその4(パーツ磨き)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回はパーツ磨き編です。

気分転換にトレーは塗装します。
趣味の革細工で使用している染料を使います。
ローパスバチックの黒と茶を混ぜて、さらに10倍に薄めて塗装する予定。

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つまみも外せました。
これは油と塗料でべたべたな状況。
このあと、ウエットティッシュのアルコール入りで磨くと復活できます。
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塗料が付かないようにエンブレムをパックします。
時計の修理でも使用したスキンケア用のパックです。
30分も乾燥させると、手で触れても大丈夫。
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楊枝の先っぽで塗つけます。
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今回、トレーのフロントパネルは
木目を再生させるほどの価値のある木材ではないので
素直にレトロな色彩で仕上げたい、ダークブルーグレーにしたかった!
ダイソーの塗料の青と黒を購入してブレンドしました。
この後、黒3:青1ぐらいの比で気に入った色合いに落ち着きました(笑)
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パックを剥がすのは快感です。
いい感じ。
いい感じ。
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近代のコーヒーミルのトレーは、持ち運んでもトレーが抜け落ちないように
何らかの工夫がされているのですが、古いこのミルにはそれは無い。
なので、トレーの後方には磁石を取り付けました。
金属のボディーにトレーを収めると、最後の5mmぐらいのところでトレーが引き込までるように閉まります。

トレーの内側もダイソーのクリームで塗装しました。
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さて、
乾燥を待つ間にパーツ磨きに戻りましょう。
このギヤシャーシは形状が複雑なので、磨きは困難だ。
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コツコツ、カリカリ、根性というより、もう執念です(^^;)
剥がした塗料が砂の様です。
タライの中で作業して正解でした(笑)
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ギヤシャーシの磨き込み完了。
黒光りして美しい、アンティークな風合がいいです。
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ギヤも磨いてみます。ベトベトのギタギタですが・・・
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なんとかなる。
使い込まれて削れた感じが美しい。
非常に硬い金属が使われていました。
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ギヤに塗られてしまった塗料も剥がす。
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んん、なんとかなる!
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臼刃も磨いてみます。
金属ブラシで磨いてみる。
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これもいい感じ。
なんとかなるもんですね。
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臼刃の上下を磨き込んでみました。
実用的にも復活しそうな気がする。だんだん期待が膨らんできます。
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一通りのパーツを磨き上げました。
オリジナルのメーカー塗装のグリーンがやや残る色合いになっています。
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早く組み立てたくなってきました。
どんな姿になるのか見て見たいです。
その容姿を確認してから塗装をするかしないか判断しよう。







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# by nanami7kuri | 2018-08-11 07:25 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

cafe大地 プジョーA0のレストアその3(塗装剥がし)

フランスのプジョー製 A0型のコーヒーミルをレストアしています。
今回は塗装剥がし編です。

どうせなら、塗装がもっとも分厚く膨れてしまっているボディーから始めてみます。
前のオーナーが塗った茶色い塗装が、油で劣化してブヨブヨふやけているのです(-_-;)

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初めに剥離剤を使ってみたが、ヌルヌルベタベタするだけで気持ちよく剥がれない。

次にニードルでカリカリ削ってみた。
意外にパリパリ、ポリポリ剥がれて気持ち良く剥がれる。
手間がかかるがこの方法で作業を進めよう。
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鋳造による立体文字が浮き出てきて、読めるようになってきました。
この角には「A」と書いてある。
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調子が良いのでプジョーの社名の部分も剥がしてみた。
この角には「0」と記載されている。
それで型名がA0なんですね。
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最初にニードルで塗装にキズを付けて
その後、細いマイナスドライバーで削ると効率が良いです。
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サイドの部分は逆に油の付着が少ないので塗装がふやけていない。
固くて・・・薄くて・・・
逆に剥離が苦労しました。

仕上げはダイソーの金属ブラシと、金属磨きスポンジブラシを使用します。
どちらも使いやすい。十分な機能性とほど良い耐久性がありました。
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ついにベース部分の塗装剥がしが完了!
苦労した。自分をほめたい(笑)親バカです。
ここまで綺麗に剥がせるとは思っていなかった。

もの凄く固い金属を使用しています。
ニードルで表面を削っても、金属部は傷がつかないほど固いのです。
南部鉄器のように錆びた酸化被膜の風合いがレトロで良いかも?
当初の予定は艶消しブラックに塗装する予定で塗料まで買ってきてしまいましたが
そのままの方がレトロな味が出ていて良いかもしれない。再塗装は試組の時に考えよう。
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さてドームの塗装剥がしに取り掛かります。
蓋のリベットを温存するため、このままの状態で塗装を剥がす必要があります。
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途中まで剥離しました。
ベースよりもこちらの方が苦労しました。
蓋が邪魔で、固定が困難なので力が入れにくい。
もう根性あるのみ。根性、根性、後戻りはできません(笑)
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ドームの蓋も試しに磨いてみる。
ダイソーの金属ブラシと、金属磨きスポンジブラシ
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そこそこ良い感じに綺麗になる。
綺麗にしすぎてレトロ感を失わないように、適度な清掃が必要なのです。
真鍮のブラシと、ステンレスのブラシがあるのですが、真鍮がほど良い感じ。
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ドームの裏を清掃していて見つけました。
オリオン座のような5つ星のマークがあります。
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このオリオン座のような5つ星のマークは
ギヤシャーシの取り付け部の下にも同じマークがありました。
組立て後にも見える場所にあります。
何だろう? ロット表示かな?
この固い金属にポンチで印をつけるのは困難なので、鋳造の型に最初からマーキングされていた可能性が高い。
金型の区別?かな。
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ドームの外側は一通り実用レベルまで汚れを落とした。
リベットを切断しなくともなんとかなりました。
適度にしつこい汚れは残します。
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サイドの部分もガンバった。
記事にすると簡単だが、とてもとても苦労したのです(^^;)
根性、根性、根性!!
自分のために頑張れるけど、仕事と考えると割に合わない作業です・・・
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ドームの中のサビは意外に簡単に落ちる。
油で固着していないので、今までの作業の中では一番楽に除去可能でした。
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ツヤツヤだぜ!
当初の予定では、内部を白い塗料に塗ろうと考えていたのですが
これも、このままで良いかも!!
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なんか峠は越えた気がする。
あとは細かいパーツ達を磨こう。





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# by nanami7kuri | 2018-08-10 21:41 | アンティーク・雑貨・DIY | Comments(0)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


by 大地
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