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七海のクリスマスローズBlog

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ダンスパーティの実生 その2     

今日は娘の演奏会なのである!
そんな時に限って・・・痛風発作が(^^;)
歩行困難、痛みで眠れず・・・とほほほ。健康は大事ですね。
それでも父は演奏会に行ってきました、痛たたたた(-_-;)

さて、
アジサイの実生の続きが咲いてきました。
今度は少し水色の花色です。
もしかして水色系の実生が咲くのは初めてかな?
土のphで大きく左右されるから何とも言えませんが・・・
母:ダンスパーティ x 父:シンデレラ の実生アジサイ 
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この子は楕円弁なので私好みです。
とは言え新しい個性を有するわけではないです。

このところ雨が長くつづきました、でもアジサイは梅雨をものともしません。
むしろ梅雨の方が花弁が傷まないので生き生きとしています。
私のお気に入りの「剣の舞」、今年は花粉が出ませんでした。
ダンスパーティの実生 その2     _c0025140_19305115.jpg

我が家で古くからある名花「ノーブル」。
城ケ崎を大きくして水色にしたよな花になります。放置栽培でも花付良好の強健種。
しかし、もうお花屋さんの店先で見る事もなくなってしまいました。
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花首の長い、白のこの花は「隅田の花火」
一世を風靡したした名花ですよね。花首の長さを逆に強調した個性が素敵。
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昔、まだまだ市場に出回っていないころ、
遠路はるばる車を走らせて賀茂さんで購入したころの「ダンスパーティ」
今や店頭でアジサイと言えばこの花。
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phのせいか我が家ではラベンダーパープルの色です。
撮影後、この花は折られて盗まれました。
やはり人気なのでしょうか、今季ダンスパーティが盗まれたのは2本めです(^^;)

柏葉アジサイはソフトな色合いですが、花姿は豪華絢爛。近くで見ても美しい。
品種改良で最近は色付きもあるようですが
オフホワイトもいいものです。
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これもマニアックな花です。
賀茂さんで買ってきたウエディングドレス。装飾花も両性花もすべて白の花。
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この花は「城ケ崎」
多くの八重ガクアジサイの品種改良のルーツとなっている野生種。
完成度の高い強健なこの花が野生で発見されたなんて驚きです!
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このくるくるっとした花は十二単衣。遅咲き品種です。
ダンスパーティの実生 その2     _c0025140_19313228.jpg

このギザギザの花弁は「星の桜」
ピンクで販売されていますが、我が家のphでは水色です。
水色だと私好みです(笑)
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ダンスパーティの実生 その2     _c0025140_21203063.jpg

花粉は出やすいので八丈千鳥とクロスさせてみます。
ギザギザの細弁は綺麗なのか??(^^;)
赤ちゃんカマキリが獲物を待っていました(笑)
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画像が無いのですが、本日ダンスパーティの花粉を見つけました。
八丈千鳥とクロスさせてみます。
# by nanami7kuri | 2013-06-15 21:57 | あじさいの交配 | Comments(0)

ベノサバイオレシア的ピコティ2   

日当たりの悪いところで咲くベノサバイオレシアは赤の発色が抑えられるようです。
青のピコティがとても素敵です。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20134717.jpg

フロリダの血も流れているので、魅力的な遺伝子の持ち主なのですが
今季、交配には躊躇しています・・・
3年後にそこそこ良い花を創るか、6年後の奇跡を狙うか。


果球がボチボチ大きくなってきました。
が・・・、結実しているのか、無事に採種できるか、そわそわドキドキしています。
さのの紫は結実していそうな大きくなった子房は紫色になるんですね。
それにしても結実率が悪いです。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20135271.jpg

そして、私はよほど行いが悪いのか
本命ではない交配は結実率絶好調で・・・
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本命の交配はいつも残念な結果になります(^^;)
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_2014625.jpg

交配すれば必ず種が実るというわけではない。
種が採れても必ず発芽するわけではない。
発芽しても必ず開花までたどり着けるわけではない。
大変な作業です。


今日は、月曜なのに
花菜ガーデンに行きました。平日って空いていていいですね!
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20141132.jpg

爺、婆も連れてドライブなのですが、どうせなら遅咲きクレマの咲いている
身近なところという事で花菜ガーデンに来ました。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20141567.jpg

この庭は、クレマの丘のようにダイナマイトに咲かせてはいません。
普通に一般家庭で出来そうな状態で咲かせているので
実際に近いかもしれません。
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またまた、女神様に再会です。
男のわたしにとっては、いつも目のやりどころに困ります(笑)
セクシーでお美しい。
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篭口がいたるところでバラに絡めていました。
個性的な形と、濃紫はバラとの相性が良いようです。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20143229.jpg

篭口で確認したいことがあlりました。
この花の壺の中はどうなっているのかな? 
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20143853.jpg

壺の中に次の交配に繋げるような個性は特にありませんでした。
しかしながら、この外形は、艶は、ほかに無い個性だと思います。
来年は買っちゃおうと思いました。

もう一つ確認したかった花。
ビチセラ系のセミダブル、アヴァンギャルド。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20144541.jpg

テッセンのようなセミダブルになります。
そして雄しべも雌しべもあります。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_2015284.jpg

この花の雌しべの部分は慣性花のように飛び出る場合が非常に多い。
花粉は出るのか?この個性を活かせるか?
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_2015962.jpg

花粉は出ていないようです(^^;)

やはりカシスはカッコいいです。
私にとってリファレンスとなる花です。
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ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20152189.jpg

ベノサバイオレシアもたくさん咲いていました。
この花の青ピコティは素敵です。遺伝子として魅力があります。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20153252.jpg

しかし、実生No.0022を見て思ったのが、
この花のピコティからではカシスと異なる個性を創り出しにくいのでは?
3年後に似た花を咲かせるのは容易でも、
6年たってもカシス類似の花しか咲かないのでは?
なので今季の交配には多用しませんでした。
でも、自然の多様性にも期待して、来年は少し使ってみよう(笑)

アフロディーテエレガフミナと
ビクトルユーゴーと
清流が
並んで見比べる事が出来るようになっていました。
私の好みでは、花弁の青さと、シベの青さで、エレガフミナがストライクです!
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_2015519.jpg

暖期のフォンドメモリーズは特に魅力的です。
なぜ、この花は人気があるのか? それはピコティーだからだと思う。
ベノサバイオレシア的ピコティ2   _c0025140_20155848.jpg

衝撃的な花を見つけました。
私好みのクールな花。
凄く渋くて、そして美しい。
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帰りは、外から海老名サービスエリアに立ち寄り
遅い昼食して帰りました。
来週はいよいよ梅雨らしい天気になりそうです。
# by nanami7kuri | 2013-06-10 23:17 | クレマチスの交配 | Comments(2)

クレマチスの実生No.0028    

先日、購入したインテ系の花ジェフリー・トルヴァーさん。
シベを見ていると・・・、なんだかフロリダっぽい雰囲気が漂っていませんか?
葉はゴワゴワの濃緑でフロリダ葉ではないですが。
クレマチスの実生No.0028    _c0025140_2142063.jpg

Clematis on the Webで調べてみたら
片親にフロリダが使われていました!
なるほどぉ~

クレマチスの花期ってピークが過ぎてもボチボチ、ちらほら咲いてくるので
楽しみが長いですね!ちょっと得した気分です。
今更ですが実生が咲いてきました。
実生No.0028 母:フォンドメモリーズ x 父:ダニエルディロンダ
ザラツキノない赤紫の剣弁花。
この交配からこんなに赤っぽい花が咲くんだね(笑)
クレマチスの実生No.0028    _c0025140_2142548.jpg

花弁の基部にかけてスーッと色が抜けてゆくややグラデーション。
クレマチスの実生No.0028    _c0025140_2143054.jpg

現在9cmポットなのでもう一年様子を見よう。
クレマチスの実生No.0028    _c0025140_2143618.jpg

最大の特徴は葯の先端が赤い!
だからどうだと言うのだ(笑)そんなのどうでも良い(^^;)
この赤い部分は花粉を出す能力がありません。
この個性は何か交配に使えるか?
使えないだろう(笑)

いかん!もう寝なきゃ・・・
# by nanami7kuri | 2013-06-10 02:35 | クレマチスの交配 | Comments(0)

ダンスパーティの実生たち     

アジサイの季節がやってきました。
それにしても雨が降りませんね(^^;)
アジサイにとっては降らなさすぎも困ったものです。
水を欲しがる植物なので水やりが大変です。

私は八重のガクアジサイが好きなので、そればかり植えています。
しかし唯一、手毬咲の花があるのです それがこれ!
「雨の物語」
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2303455.jpg

初めはオフホワイトで、時間とともに少しづつ水色に染まってゆきます。
その過程がとても美しいのです。
この青のグラデーションがとても好きです。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2303950.jpg

ね!
でしょ!!
綺麗です。
アジサイ好きの方はぜひ実物を見てみてください。おススメです(^^)

さて、本題です。
ダンスパーティーを母親にした実生が咲き始めました。

この花は
母:ダンスパーティー x 父:シンデレラ
両親ともに八重ガクアジサイ同士の交配です。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2304498.jpg

ピンクの楕円弁ガクアジサイになりました。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_230485.jpg



こちらの花は
母:ダンスパーティー x 父:ノーブル
両親ともに八重ガクアジサイ同士の交配です。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2305363.jpg

こちらもピンクのガクアジサイになりました。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2305757.jpg

ノーブル由来の青の絞り模様も出てきます。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_231485.jpg

ともあれ親を超えるような個性は有していませんねぇ(^^;)
これまでのアジサイの交配経験から
八重の遺伝はクリスマスローズ同様に劣勢です。
なので八重同士の交配ならば、八重で咲くようです。
量的遺伝なのか質的遺伝なのかはこの結果からは何とも言えません。

昨今の園芸店では「ダンスパーティー」と「こんぺいとう」が
アジサイコーナーを席巻しています。
特にダンスパーティーは優しい細弁に魅力があります。
実家のダンスパーティーは今季もダイナマイトな咲き方で梅雨の空を吹き飛ばします。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_231836.jpg

去年、ビーナインを散布した効果だと思うのですが、
花付が恐ろしい(^^;)上から下まで株を覆い尽くすように花を付けました。

この細長い楕円弁に私は魅力を感じます。
八丈千鳥だと細すぎに感じますが、この花はちょうど良い細さ。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2311268.jpg

雄しべが出ていないか探しましたが、今日は出ていないようです。
また来週にでも探してみます。
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2311931.jpg

アジサイの実生を育てるのは場所をとるので、
今年から無理に交配しません(笑)
目的の花粉が出た時にだけ、交配をするように自分に制限をかけます(^^;)
ダンスパーティの実生たち     _c0025140_2312592.jpg

このダンスパーティの個性と完成度があまりにも高い。
この花も私のリファレンスとなる花です。



次回の記事はクレマチスの実生No.0028です。
# by nanami7kuri | 2013-06-10 00:09 | あじさいの交配 | Comments(0)

相模原クレマチスの会に入会いたしました!   

熱いAKB総選挙が終わりましたが、夏の熱さはこれからです。
その前に梅雨があるはずなのですが、今年は変です(^^;)雨が降りません。
私が遮光シートを張ると長雨になるジンクスは破られました(笑)

さて、
このたび わたくし大地は、相模原クレマチスの会に入会させていただきました。
クレマチスを通じて微力ではありますが社会貢献できるよう
頑張ってゆきたいと思います。
みなさんご指導のほどよろしくお願いいたします。
私に出来る事と言えば・・・
いつもの通りではありますがクレマチスの魅力と、実生の楽しさ、育種の厳しさを
お伝えできればと思います。
ユーザーの視点、マニアの視点、バイヤーの視点、ナーセリーの視点と
様々な角度からクレマチスを観察します。
情報よりも、経験を優先させます。

先輩からの教えでもある「ガーデニングにこうしなければならない、は無い!」
を胸に、マイペースで歩いてゆきたいと思います。

そろそろクレマの開花も終わり、返り咲きがボチボチ咲いている中、
クリスマスローズの大事な妄想の時を迎えています。
夢を描くことはとても重要なのです。
そんな中、アジサイもピークを迎えつつあり雄しべさがしをしなければ・・・
入会のご挨拶を兼ねて意気込みを書かせていただいておきながら
花のピークが過ぎてしまったので記事の投稿のペースは下がりそうです(笑)

この花はプチフォーコン
花糸が花弁色している特徴があります。
相模原クレマチスの会に入会いたしました!   _c0025140_0253186.jpg

背中は光沢があります。 開花前のこの状態は篭口とそっくりっですね。
相模原クレマチスの会に入会いたしました!   _c0025140_0254336.jpg

インテ系のこの花は、本によれば意外にも母親はダニエルディロンダとのこと。
雄しべをかき分けてゆくと、中心部分の雄しべの花糸は普通でした。
最外花糸の発色とビロビロ感は八重の遺伝子の表れか? 解りません(^^;)
相模原クレマチスの会に入会いたしました!   _c0025140_0255339.jpg

開ききればこんな感じ。
結婚相手は誰にしましょう・・・
相模原クレマチスの会に入会いたしました!   _c0025140_026198.jpg

そうそう、結婚相手にいつも困るのは
星のフラメンコ です。
開花が早すぎて、相手が自由に選べません(笑)

その対策に、ソリダルノシチさんを迎えました。
解りにくいですが花弁にやや斑が入る場合があります。
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とてもしっかりとした赤です。

今日はクリスマスローズの作業をする予定が
クレマチスの実生苗を眺めているうちに、植え替えたくなってしまいました。
相模原クレマチスの会に入会いたしました!   _c0025140_0261682.jpg

期待のこの子は、妙に根の張りがいいかんじ。
底でとぐろを巻くだけではなく、上の方からも根が伸びてくる強者です。

実生No.0008の挿木は葉が黄色くなってきてしまいました(^^;)ダメみたいです。
そして、またまたやってしまいました園芸事故。
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実生未開花苗の大事な枝を切ってしまいました(^^;)
この事故枝も期待の交配の枝なのです、もったいないなぁ・・・
どうせならと、さっそく練習に挿木してみます。
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途中、カミさんの買い物に駆り出されたので
作業が終わったのは結局夜になってしまいました(笑)
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これで期待度の高い苗に関しては
すべての株にまんべんなく光が当たるようになりました。
もう腰が痛いです(^^;)イタタタ
クレマチスの植替えは蔓をほどくのに時間がかかるため非常に重労働ですね!
明日こそはクリスマスローズに集中しよう。

次回の記事は久しぶりにアジサイを予定しています。
ダンスパーティー実生のガク八重が咲き始めました!
# by nanami7kuri | 2013-06-09 01:34 | クレマチスの交配 | Comments(2)

クリスマスローズの交配・クレマチスの交配を楽しもう。


by 大地
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